見出し画像

夏の講座を振り返って 

こんにちは!鈴木顕子(ダルクローズ・リトミック国際ライセンス保持)です。

7月14日と15日は、「ジャックと音楽の木 Summer seminar Vol.1」が開催されました。  

私もこの講座に微力ながら携わさせていただきましたので、遅ればせながら担当回の内容を5回に渡り綴ってまいりました。

今回は講座の前後を中心に振り返り、最終回としたいと思います。

今回の講座は、石神井幼稚園さんのホールをお借りしました。

私の研究会には、かおり先生とおっしゃる石神井幼稚園の先生が通われています。

かおり先生に仲立ちになっていただき、幸い、園長先生よりホール使用にご快諾いただきました。

園長先生に連絡させていただいたところ、先生からは、子どもたちへの優しい愛情、心のこもった熱心な教育へのお考え、リトミックへの深い理解がひしひしと伝わってまいりました。

園長先生とかおり先生と私の3人は、時期は異なりますが国立音楽大学でリトミックを学んだという繋がりがあります。

園長先生とのやり取りの中では、在学当時の大学の先生方の話題もあり、お世話になった先生方のお顔が懐かしく思い出されました。

園長先生には会場について様々な質問をさせていただいたところ、どの質問にも一つ一つ丁寧にお答えくださり、アドバイスしてくださいました。
 
また、その度にいつでも質問してくださいとお伝えくださり、誠実で温かいお人柄が伝わってまいりました。

園長先生には本当に感謝しております。


6月に入って、「ジャックと音楽の木」代表の田中素子さんとピアノ指導主任の谷上公子先生と私の3名で会場を見学させていただくことになりました。

幼稚園は広々した園庭の中心にシンボルツリーがそびえ、23区内とは思えないほど緑多い空間でした。

案内されたホールは、無垢の白木の床で、天井が高く広々として明るく、風が通っていました。

ここで動いたらさぞ気持ち良いだろうなぁ・・・、という空間でした。


さて、講座は梅雨明け前ではありましたが、この頃すでに厳しい暑さが続いておりました。

そのため熱中症が心配でしたが、幸い小雨のおかげで講座の2日間だけ奇跡的にしのぎやすい気温になり、助かりました。

熱中症もケガも無く、大盛況のうちに講座は終了いたしました。

二日間の講座を終えた夜、私はくたくたに疲れ切っていましたが、脳が興奮し頭と目は冴え渡り、目を覚ましては講座の場面が表れて・・・の繰り返しでよく眠れませんでした。


さて、世の中ではコロナ禍で中止になっていた対面の講座も復活してきましたね。 

このような講座が初めての方から久しぶりの方まで、様々なお仕事の方が集まって共にダルクローズを学び交流する、普段とは違う先生から新しい刺激を得て新たな発見をする、講座には講座でしか得られないメリットがあります。

しかし、ダルクローズ・メソッドは単発の講座だけでは学ぶ切ることができません。

その内容は深く広い海のようなもの・・・、学ぶには、コツコツ少しずつ積み重ねる必要があり、急がば回れなのです。

講座でダルクローズ・メソッドの魅力に気づきもっと学びたい!と思われた方は、ぜひとも定期的なクラスを探して学び続けてくださいね。


さて、中明佳代先生をはじめ神崎えり先生、ジェロー先生、佐川静香先生の素晴らしい音楽、素晴らしいレッスン・・・、先生方の個性が光り、さすがでした。

講座の開催にあたっては、「ジャックと音楽の木」代表の田中素子さんが企画・運営面で素晴らしいお力を発揮してくださいました。
何から何まで徹底したプロのお仕事ぶりにはただただ頭が下がりました。

かおり先生と私のやり取りは、こまごまとしたことをすみずみまで、直前までずっと続きました。
かおり先生がお手伝いしてくださらなかったら講座が成り立たなかっただろう、というくらいお世話になりました。

受講生の皆さん。
公開レッスンに来てくれた子どもたち。
石神井幼稚園の園長先生。
ピアノ演奏の谷上公子先生。

皆さま、本当にありがとうございました。


私自身は至らぬ点も多々あったかと思いますが、この講座に携わらせていただいたおかげで本当に勉強させていただきました。

いつまでも勉強できるのは、喜びです。


皆さまに感謝をこめまして、夏の講座のご報告をここで結びにしたいと思います。

ありがとうございました。

鈴木顕子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?