算数のようなリトミック
こんにちは!鈴木顕子(ダルクローズ・リトミック国際ライセンス保持)です。
このnoteには、日々のダルクローズ・リトミックのレッスン風景を綴っていきます。
今日は、群馬県の大人のダルクローズ・リトミック研究会、「きらりダルクローズ・リトミック」6月7日のレッスンについて綴ります。
この日のリトミックの課題は「12個の8分音符」です。
とてもチャレンジングな面白い課題です。
算数的な面もあり、皆さんこんがらがりそうになりながら参加されていました。
内容が少しずつ整理され頭と身体が連動すると、とても楽しくなる課題です。
とは言え、リトミックの内容を文章で正確にお伝えするのはなかなか難しいですので、実際に体験していただければ幸いです。
さて、自分が生徒としてこの課題のレッスンを受けたことを今でもよく覚えています。
それは、名古屋での吉田裕明先生のレッスンでした。
吉田先生の美しい即興演奏と指示に反応しながらたっぷりと動き、充実した体験に私は満足していました。
そのレッスンを終えて、私は「12個の8分音符」が完璧にわかったような気になっていました。
しかしレッスンの最後に吉田先生が、
「皆さんはまだこの課題の入口に入ったところです。」
とおっしゃいました。
「ええっ」
と私は心の中で叫びました。
「まだ入口?」
「まだこの先に続くの?」
実際に、その先にまだまだ続きが待っていました。
学べば学ぶほど、まだその先があることに気付かされ、ダルクローズの奥深さに驚かされます。
その繰り返しで学び続けてここまでやって来ました。
教える立場になってからも、まだまだ新しい発見があります。
生徒さんから学ぶことも多くあります。
大人、子ども、生徒さんの年齢に関わらずです。
いくつになっても学び続けられるのは幸せですね。
鈴木顕子
〈次回の予定〉
7/6(金)
お問い合わせ先は、こちらに載せてあります。
↓
https://note.com/akikosuzuki0417/m/m0e49b9465f5f