おおきなかぶ、ちいさなかぶ
こんにちは!鈴木顕子(ダルクローズ・リトミック国際ライセンス保持)です。
このnoteには、日々のダルクローズ・リトミックのレッスン風景を綴っていきます。
ご興味をお持ちの方にお読みいただけると嬉しいです。
今日は、恵比寿リトミック・ピアノ音楽教室「ジャックと音楽の木」の年少さん、年中さん、年長さんクラス、1月2回目のレッスンについて綴ります。
〈年少クラス〉
この日は「おおきなかぶ」の絵本を読みました。
さすがに名作だけあって、子どもたちは集中して見て聞いていました。
すっかりお話の中に入り込んだ後、畑に出かけかぶ抜く活動を行いました。
かぶをつかんで引っ張るという周期的な動きの体験が、前回のおもちつき同様、拍子に繋がっていきます。
登場人物を変えてのかぶ抜きもやってみました。
ねずみの小さなかぶ抜きもやってみました。
大きなかぶと小さなかぶを抜く動きは、同じ動きでも子どもたちの使うスペースもエネルギーも自然に変わっていました。
その後、大鍋でかぶのスープを作り、皆大喜びでした。
〈年中クラス〉
その日の夕方は雪になる予報でしたので、雪を題材に選んでみました。
子どもたちも「今日雪が降るってママが言ってた!」と、乗り気です。
毎回ではありませんが、その季節に適した題材を選ぶように心がけています。
ピアノに合わせてだんだん大きくなり、雪だるまになります。
いろいろな形になるように声をかけます。
まず1人で、その後グループでいろいろな雪だるまになりました。
日差しが出て雪だるまは少しずつ溶けていきます。
雪だるまになり溶けることで、緊張と弛緩を体験しました。
創造的な活動もどんどん取り入れていきたいと考えています。
〈年長クラス〉
前回はおもちつきの動きを使って2、3、4拍子を体験しました。
この日はおもちが伸びる感じを使ってエネルギーの流れを体感できないかと考え、ゴムを持ち、ピアノに合わせて伸びたり縮んだりを試してみました。
子どもたちはゴムの伸びたり縮んだりがたいそう気に入ったようで、終わりの時間になっても「もっとやりたい」と言っていました。
この日は伸び縮みを体験して終わりましたが、次回は拍子に繋げていければ、と考えています。
子どもたちは次はどんな姿を見せてくれるのでしょうか。
私も子どもたちに負けないよう、成長していきたいと思います。
鈴木顕子