「思うように話せない」を解決した意外な方法
物心ついたころから、私は喋るのがどうにも苦手で、自分が思っていることをそのままうまく言葉にできなくて、ずっと歯がゆい思いをしていました。
でもたしか20代のどこかで、
「考えてるスピードと、話すスピードが合っていないんだ」
とふと気がついて、意識してスピードを落として喋るようにしたら、
「めっちゃ喋りやすいじゃん!!!!」
ってびっくりしたのです。
私の頭の回転は私が思っている以上にずっとゆっくりで、コトバが紡がれるスピードよりずっと速いスピードで喋ろうとしてたんですね。
自分はてきぱきしたカッコイイ人間だと思い込んでいて、そんなイメージに合わせようとしていたのか、ともかくからだに無理させていました。
自分の最適スピードすら分かってないなんて!と、衝撃&笑ってしまう体験だったし、本当の私はもっともっとスローペースだったんだなぁ、と、目から鱗の気付きでした。
からだのことを色々やっているうちに、私はとことん身体感覚が強いタイプなことを知り、言葉…というか音?がいちいち体感に落ちないと気持ち悪くて喋れないのだなぁ、ということも理解しました。
今は喋るスピードが、ペースメーカーになってくれている感じ。
自分のキャパを超えたスピードで話そうとするからうまく話せてなかった、っていう笑い話ですが、もし昔の私みたいに「うまく喋れなくてもどかしい!」っていう人がいたら、ちょっとスピードが合っていないのかも?
そんな人いないかな?
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