『感じる力でからだが変わる:新しい姿勢のルール』
過去に翻訳した本のご紹介です。
アメリカのロルフィング®の先生、メアリー・ボンドさんの書かれた本で、原作タイトルは『The New Rules of Posture - How to Sit, Stand, and Move in the Modern World』。
現代社会の中でどうやって座り、立ち、動いたらいいのか?という問いに、姿勢・動きの新しい捉え方を通じて答えてくれる、わりと、かなり、けっこう読み応えのある本です。
以下、帯から抜粋:
身体のアウェアネス
さまざまな状態や変化を知覚し、自ら反応できる身体になる身体のスタビリティ
呼吸と骨盤底から安定した”コア”を構築する身体のオリエンテーション
自分がグラウンド(地面)タイプなのかスペース(空間)タイプなのかを理解し、世界と繋がれるようになる身体のムーブメント
動きとは「姿勢が動くこと」と理解し、重力に逆らわずに動けるようになる身体のアーティキュレーション
無駄がなく、優美で意味のある、自由な意味を生み出す
うん、帯の時点で???となりそうな紹介文です(笑)。これで面白そうって思ってくださったあなたはかなりのマニアです。
「アウェアネス」とか「オリエンテーション」なんていう言葉は、6年前に比べれば多少認知されてきた気がしますが、まだまだ一般的ではないですよね・・・オリエンテーションなんて、オリエンテーリングとよく間違えられますしね。。
「アーティキュレーション」に関しては、当時悩んで悩んで悩んだ挙句に、どうしても日本語の表現が見つからなくて、カタカナ表記に逃げ込みました。ピアノとか音楽やっていらっしゃる方には分かってもらえるかもですね。一つひとつの音を整え、どうつないでいくか、という概念です。
こういった言葉・・・というか概念たちも、「マインドフル」のように広く知れ渡っていってほしいなぁ。
世界とからだを新しい視点から眺めてみたくなった方は、お手に取っていただけたら嬉しいです。
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noteで本を紹介してくださっている記事を偶然にもいくつか発見したので、あわせて掲載させていただきます。なんとなく本のイメージが分かっていただけるのでは・・・ご紹介いただきありがとうございました!