スペイン滞在2024 10夏のお祭りとマーケット
夏のアストゥリアスでは、あちこちの小さな村で観光客にも向けたマーケットが開催される。
何回か行ったけど、店の人たちは伝統的な衣装を着てるし、アスファルトの道は藁が撒かれてちょっと昔風になり、人々は地産のりんごのお酒シドラーを飲んでいる。
チュースはパン屋時代に、そういうマーケットに出店していた関係で、親しい友達はマーケット仲間なので、今も友達に会いにマーケットを訪れるという感じ。
いくつもあるマーケットの中で一番大きくて素敵だという話が絶えないのが、ポルーアという村のマーケットで、8月最後の週末に行われるので、いつもはチリに帰ってて行けなかったけど、今回、初めて行くことができた。
あいにくの雨だったけど、マーケットの人たちはみんな衣装を来てて、なんか指輪物語とかのファンタジー映画みたいだった。
さて、このマーケットの1番の見どころは、龍と踊りのショーで、チュースはこの龍を動かすバイトに来たのだった。
ビデオを撮ったけど、このブログにはアップできないらしく残念だ。なかなかの迫力で面白かった。
さて、翌日、出店しないかと誘われたマーケットを見に行った。そのマーケットは、アストゥリアスの言葉で、おなかいっぱい というマーケットで、ようはフードトラックのマーケットだったのだけど、出店しなくて良かった。
まず、会場が街からちょっと遠くて、そこにいきたい人しか来ないことと、
会場費が高いことは知っていたけど、それぞれの食べ物の単価が高くて、買う気になるものではなかった。さらに、フードトラックはいくつもあったけど、売っているものがバライティーに欠けていて、ハンバーガー、フライドポテト、メキシコのタコス、ホットドッグくらいだったこと。ビーガンのフードトラックは一つだけで、フムスや、ガルバンソのコロッケのサンドイッチ、とうもろこしのチップスなどを売っていたけど、材料費は安いのに値段は高くてなんだかなあ、と思った。
比べると日本のお祭りの出店はバラエティに富んでるなあと思う。
出し物会場では盛り上げるためのラテンダンスミュージックが流れていたけど、うーむ。という感じであった。
で、チュースの家に帰って来たら、そもそもそのイベントに誘ってくれた友達も、同じ感想を持っていた。もっと、いろんな食べ物があって、いろんな味を楽しめるのかと思ったのにって。