akikoman

基本的にはチリで田舎暮らしをしています。自称旅人のパートナー、スペイン人のチュースとチャンスを見つけて旅に出るのが生きがいです。チリの暮らしと人々、日本との違い、どこかに出かけた時のことを書いていきたいと思います。

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基本的にはチリで田舎暮らしをしています。自称旅人のパートナー、スペイン人のチュースとチャンスを見つけて旅に出るのが生きがいです。チリの暮らしと人々、日本との違い、どこかに出かけた時のことを書いていきたいと思います。

最近の記事

スペインの宝くじ

たびこふれに書いた記事。今年は長くスペインにいたので、くじを買う機会も多くて、結局、友達の子供が行っている学校の資金集めのためのクリスマス宝くじを2枚も買うはめに。当たることなんて、あるのかね。 あるんだよ!それが。

    • スペインとチュース

      今回、7回目のスペイン、2ヶ月半の滞在のほとんどをチュースの家周辺で過ごしたことで、ようやくスペイン?アストゥリアス?の文化らしきものがわかってきた。 そして、チュースと私の喧嘩の原因は、人間性というより、文化的な違いかもしれないという、今更な結論が導きだされそうだ。 例えば、アルコール問題。 チュースは呑んべいだ。前にも書いたけど、記憶を無くすほど呑んでしまうことも多々ある。今回は、酔っ払って転倒して肋骨のヒビが入った(泣) 以降は、そこまでひどく飲むことはなかったけど、

      • スペイン滞在2024 15ポルト散歩

        ポルトガルの第二の?都市ポルト。 前回行った時は泊まらなかったので、今回は一泊してみたかった。 前泊地のギマランイッシュを昼ごはんを食べてから出発して、寄り道などしていたら、ポルトに着いたのは夜だった。というのも、高速に乗っちゃえば2時間くらいなのだけど、下道で行ったら、倍くらいかかった。 スペインだと家々は村に凝縮しているので、一つの村を抜けると、次の村に着くまで家はないけど、ポルトガルの家は散在しているので、家々がずっと続いているのは面白いなあと思った。さらに、ポルトガル

        • スペイン滞在2024 14 ポルトガルのタイル

          この記事おもしろかった。 ポルトガルの街のあちこちに、タイルがある。 だから街歩きは楽しい。 ポルト駅の壁もすごかった。

          スペイン滞在2024 13ポルトガルへ

          ローマ遺跡温泉からポルトガルまでは、ほんのちょっと。 国境手続きがいらないというのは本当に素晴らしい。しなきゃいけないことといえば、チュースの携帯のローミングをオンにするくらい。 私は相変わらず楽天のローミングを使っているので、やることは特になかった。 目指すは、ギマランイッシュという街。 Google mapsを見ていたら、距離も近いし、世界遺産だし。 この街は、ポルトガルという国の基礎になったという説もあるという街で、街のプラザにはこんな建物があった。 ポルトガル

          スペイン滞在2024 13ポルトガルへ

          スペイン滞在2024 12ガリシアの2つの温泉

          数少ない私たちの共通の趣味が温泉。 旅行先を探す時、とりあえず目的地を温泉に設定すればケンカにならない。 というわけで、3回目のオウレンセへ。オウレンセには、スペインでは珍しい温泉、しかも市の温泉がある。 川沿いに3つ、市の無料湯船と、2つ私立の有料温泉があって、有料温泉は、日本の温泉を真似ているので、こんな看板もある。 パンデミック中はお湯が張られていなかった市営の湯船は、お湯が張られていたが、パンデミック前はいなかった市の見張りスタッフが随時我々を監視していて、あんま

          スペイン滞在2024 12ガリシアの2つの温泉

          たびこふれの記事 おにぎり

          旅行についての記事を書くはずのサイトなんだけど、日本に帰った時に担当の人とご飯を食べながら雑談した時に、チリでおにぎりを売っている話をしたら、それについて書いたら面白いというので、書きました。

          たびこふれの記事 おにぎり

          スペイン滞在2024 11 Cariño

          スペイン語と日本語は色々違う。 日本語の単語の方が、スペイン語に簡単に訳しにくいと思うけど、もちろんスペイン語から日本語に訳しにくい言葉だってある。 例えば、cariño カリーニョ。 辞書のスクリーンショットを載せてみる。 この言葉、よく使われるのはむしろ、ここから派生されたcariñoso( a) で、それだと、愛情が多い人みたいな意味になる。 でも日本語にすると、愛情が多い人って?? 親切な人ってこと?みたくなるんだけど、イメージ的にcariñoso (a) の人は、

          スペイン滞在2024 11 Cariño

          スペイン滞在2024 10夏のお祭りとマーケット

          夏のアストゥリアスでは、あちこちの小さな村で観光客にも向けたマーケットが開催される。 何回か行ったけど、店の人たちは伝統的な衣装を着てるし、アスファルトの道は藁が撒かれてちょっと昔風になり、人々は地産のりんごのお酒シドラーを飲んでいる。 チュースはパン屋時代に、そういうマーケットに出店していた関係で、親しい友達はマーケット仲間なので、今も友達に会いにマーケットを訪れるという感じ。 いくつもあるマーケットの中で一番大きくて素敵だという話が絶えないのが、ポルーアという村のマー

          スペイン滞在2024 10夏のお祭りとマーケット

          スペイン滞在2024 9昼ごはんを作る

          チュースの娘のユナは陶芸家の駆け出しで、村でワークショップをやっている。今回、日本の茶道のお茶碗を作るワークショップをした。 ユナ曰く、「日本では、茶道の師匠と訪れた客が、まず一緒にお茶碗を作って、それを一緒に窯で焼いて、できた茶碗で、お茶を飲むっていうのが、伝統的だ、って聞いたんだけど、本当なの?」 笑。なんとロマンチックな! こんな風に、外国の人は時々日本の伝統をかなり誤解したり、誰かの妄想がへんに広がっていたりする。 で、そのワークショップで昼ごはんを作ってくれとい

          スペイン滞在2024 9昼ごはんを作る

          スペイン滞在2024 8てんびんにかける

          あっという間にスペインに来て一か月が過ぎた。 確実に日が短くなってきてはいるが、暗くなるのは21時半。夜型の生活はまだ続く。 アルゼンチンのパタゴニア地方に住んでいるチュースの元親友の息子35歳もスペインにやってきていた。というのも、アルゼンチンの経済情勢がかなり悪化しているらしく、アルゼンチンにいても商売はあがったりだし、高齢になったおばあちゃんに会いに来たというわけだ。 アルゼンチンはトランプみたいな新しい大統領になってから、さらにさんざんな状況になっているらしい。インフ

          スペイン滞在2024 8てんびんにかける

          スペイン滞在2024 7スペインのフェリアでおにぎりを売る(後編)

          この体験でびっくりしたこと4つ。 一つ目。週末の、観光客が増えると予想された金曜日、アフリカンの物売りたちが出現した。 それも1人や2人ではなく、私たち、フェリアの出店の向かい側にある全てのベンチをふさぐ勢い。 フェリアは、海岸沿いの景色が良い遊歩道にあったのだけど、正直、アフリカンの人たちの出現で雰囲気が変わってしまった。 私たちは市役所にお金を払って出店を出しているのに、彼らはもちろん、無料で出店して、お客さんたちが座れるはずのベンチを塞ぐ。 フェリアの責任者が、彼らに

          スペイン滞在2024 7スペインのフェリアでおにぎりを売る(後編)

          スペイン滞在2024 6スペインのフェリアでおにぎりを売る(前編)

          チュースの家があるところから1時間くらいのところにある町ribadesellaは、sella 川の河口にある。その20キロくらい上流にあるarriondas から、カヌーで川下りをするという世界大会が、今年86回目を迎えた。 川下り世界大会の到着地点のribadesella で1週間フェリアがあって、そこに出店する機会をもらった。 というのもチュースの親友の1人、アントニオが、自分の代わりに、リンゴのお酒シドラーと、りんごジュースを売らないか?と声をかけてくれて、それに、チ

          スペイン滞在2024 6スペインのフェリアでおにぎりを売る(前編)

          スペイン滞在2024 5 チュースの家のbar

          チュースの家の前。 朝、ここでコーヒーを飲んでいると近所の人がやってくる。チュースがコーヒーを勧めると、そこに座っておしゃべりが始まる。 そうして、昼ごはんになって、夕方になる日もある。 先週の日曜日、ラーメンを作って、ベジタリアンの友達と試食。 月曜日、チュースの家を掃除してくれた友達にお礼で振る舞う。その後、子供達やら、アジア食好きの友達家族やらが合流。 ちなみに、机になっている白い板も、先日拾ったもの。 火曜日、来週からのメルカドの為のスーパーで売っているスペインオ

          スペイン滞在2024 5 チュースの家のbar

          スペイン滞在2024 4拾い物

          前回、チュースの娘のパートナーの家のガラクタがひどかった話を書いたけど、そのガラクタの原因の一つが、彼らはゴミを拾ってくるということ。 ゴミ、というのは、捨てる人にとってで、拾ってくる人にとっては、使えるものである。 村の近くに、大きいゴミ捨て場があって、そこに、リサイクルのボトルや、缶を入れるところもあるのだけど チリだったら考えられないものも、捨ててある。 たとえば、この鏡。 近所に住んでる親戚の子にあげたら大喜び。 ある日、チュースが高級枕を拾ってきた。テンピュ

          スペイン滞在2024 4拾い物

          スペイン滞在2024 3家を作る人 直しながら住む人。

          チュースの友達のショシュはもともと電気通信関係の仕事をしていたけど、4年前に退職して、自分の家を作っている。 さら地に一から。大工でもなんでもなく、家を作ったことなどないのに。 ショシュが、土地を買って、家について建築士に相談をする前、彼は、「半分できている家を買って、設置すればいいや」くらいに思っていたらしい。ところが、その女性建築士 「素人でもコツコツエコ建築を作ることができるわよ。その方が安上がりだし、住み心地の良い家になりやすいと思うよ」などと言ったらしい。 すっかり

          スペイン滞在2024 3家を作る人 直しながら住む人。