祇園祭 前祭 山鉾見学ルート
京都祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)を全部もれなく見学するための、私なりの順路をシェアします。
東西南北全部に山鉾が見える交差点もあるので、目についた山鉾から何となく見て周ると、2つか3つは見落としてしまいます。
山鉾マップを参照しながら歩いていただければ、京都が初めての方でも、全ての山鉾を見学できると思います。
山鉾マップは観光案内所でもらえますし、山鉾町のお店でもフリーマップがおいてあります。いろんな種類のマップがありますが、通りの名前が必ず書いてありますので、迷った時は通りの名前を確認してみてください。
地下鉄烏丸線四条駅の5番出口から地上へ。
階段を登ったら正面が南北に走る大通りとなる烏丸通です。
南へ1ブロック行き、京都銀行本店がある烏丸高辻の交差点を東へ。
最初の交差点を南へ曲がると保昌山(ほうしょうやま)
来た道(東洞院通)を戻り高辻通を西へ。烏丸通を渡って、ファミリーマートがある新町通との交差点を北へ行くと岩戸山(いわとやま)
北側に見えているのは船鉾ですが、後で見るので、再び高辻通を西へ2ブロック進んで、学校がある油小路通との交差点を北へ曲がると太子山(たいしやま)
油小路通を北へ。正面に見えているのは油天神山ですが、そこには行かずに、最初の角を東へ曲がって木賊山(とくさやま)
来た道(仏光寺通)を戻って、最初の角を北へまがって油天神山(あぶらてんじんやま)
油小路通を北へ行き、最初の角を東へ曲がると芦刈山(あしかりやま)
綾小路通をそのまま東へ進んで伯牙山(はくがやま)
綾小路通をさらに東へ。正面に見えているのは綾傘鉾ですが、そこには行かずに、新町通の角を南へ曲がって船鉾(ふねほこ)(船鉾よりもさらに南側に見えているのはすでに見た岩戸山です)
来た道(新町通)を戻って、最初の角を東へ曲がって綾傘鉾(あやがさほこ)
綾小路通を東へ進んで、最初の角を南へ曲がると白楽天山(はくらくてんやま)
四条通よりも南側は比較的混雑していません。次の鶏鉾以降は混雑エリアとなります。
来た道(室町通)を北上して鶏鉾(にわとりほこ)
室町通を北上して、東西に走る大通りの四条通の西を向けば月鉾(つきほこ)
四条通の北西方向に次の四条傘鉾が見えているので、横断歩道を北へ渡って四条傘鉾(しじょうかさほこ)
四条通を東へ戻り、西洞院通の角を曲がると蟷螂山(とうろうやま)
四条通へ戻ると郭巨山(かっきょやま)(山は四条通の北側、会所は四条通の南側にあります)
四条通を東へ進み、新町通の角を北へ曲がると放下鉾(ほうかほこ)
新町通を北上し、最初の交差点を東へ行くと霰天神山(あられてんじんやま)
錦小路通りを東へ行き、最初の交差点を北へ曲がると山伏山(やまぶしやま)
来た道(室町通)を南へ進むと菊水鉾(きくすいほこ)
来た道(室町通)を戻って、錦小路通を東へ行くと占出山(うらでやま)
錦小路通を東へ行き、大きな通りである烏丸通が見えたら南へ曲がったところに孟宗山(もうそうやま)
烏丸通をさらに南へ、四条烏丸の交差点を西へ行くと函谷鉾(かんこほこ)
四条通を東へ進むと長刀鉾(なぎなたほこ)。四条通の北側が大混雑している時は、四条通の南側を進み、ハンズ前から見学することをおススメします。
四条通をさらに東へ行くと八坂神社御旅所(やさかじんじゃおたびしょ)
7月17日夜の神幸祭から24日朝の還幸祭までは神様は御旅所に鎮座されます。
四条通をもっと東へ行くと八坂神社です。
祇園祭は八坂神社のお祭りですから、八坂神社へのお参りはか燈かせません。
トップ画像は新町通蛸薬師通付近から南を見た写真です。遠くに映っているのは放下鉾です。
新町通は前祭で3つ、後祭で4つの山鉾がたち、献燈提灯も並ぶので多くの人が写真を撮っています。
巡行の際に山鉾が電柱にぶつからないように、黄色のガードが祇園祭期間中だけ取り付けてあるのも京都の夏の風物詩です。