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クロアチアからスロベニアへ 日帰りツアー
2019年のゴールデンウィークにクロアチア旅行へ行った時に、ザグレブからスロベニアの2大観光地へ行く現地ツアーへ参加しました。
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申込んだ現地ツアー
クロアチアの首都のザグレブからミニバンに乗って、西側の隣国スロベニアの首都リュブリャナとブレッド湖を観光する日帰りツアーをViator(ビアター)のアプリから申し込みました。
Viatorはトリップアドバイザー傘下の現地ツアーサービスなので、トリップアドバイザーを閲覧しているとViatorにたどり着くことがあります。Viatorを利用されている方も多いのではないでしょうか。
予約確認メール
申込時に確認メールが届き、参加前日にも以下のようなメールが届きました。スマホの画面を見せればOKなので、参加証を紙で印刷して持参する必要などはありませんでした。
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確認メールに書かれている通り、ツアーを運営しているのはグレーラインという会社です。グレーラインは観光バス会社で、世界中どの国に行ってもグレイラインのバスを見かける気がします。
2019年当時は100ユーロでしたが、現在は120ユーロで、Viatorのツアー詳細を見ると、グレイラインではなくてRoundabout Travelという別の会社がツアー運営しているようです。
現地ツアーの価格調査
海外現地ツアーに、もっと安価に参加できるかもしれない直サイトの確認方法はこちらのnoteに書きましたので、よかったらご覧ください。
現地ツアー当日の旅行記
ザグレブ中心部にあるズリニェヴァツ公園の気象箱前の集合場所に、カメラや雨具をバックパックに入れて、集合時間よりも10分くらい前に行きました。
現地ツアーを申し込んだ時は、なるべく前日までに集合場所へ行ってみて事前確認するようにしています。集合時間に遅れてツアーに参加できなかったら、支払ったお金は戻ってこないし、一日予定が空いてしまうし、踏んだり蹴ったりです。
この時はすぐ近くのホテルに宿泊していたため、確認するまでもなく、ツアー集合場所の前を何度か通っていたので、安心して集合場所へ向かいました。
車が停めやすい場所のか、他にもいくつかのツアーがここを集合場所にしていました。
現地ツアーはだいたいどの国の参加者もちゃんと集合時間前に集合しています。この時も、時間通りに全員集合していました。
運転手兼ガイドの方と合流して、ミニバンでリュブリャナへ向かいました。一人旅の時はだいたい助手席に座ることが多いです。他の参加者は2人組だったり、3人組だったり。
私が参加した日はあいにくの雨で、5月でしたが、薄手のダウンを着るほど寒かったです。
11時前にはリュブリャナ(タイトル写真は市庁舎前の通りです)に到着し、ガイドさんと他の参加者と一緒に旧市街や生鮮食品を売る市場、お土産物屋さん、竜の橋、聖ニコラオス大聖堂などを巡りました。
ガイドさんがリュブリャナの歴史を話してくださったのですが、傘に当たる雨音でよく聞き取れず、寒さでカメラを持つ手も震え、寒かったことばかり記憶に残っています。
かぼちゃ種オイル(パンプキンシードオイル)が名産品とのことで、Učilna Okusovで購入しました。サラダにかけたり、スープに入れたり、バルサミコ酢のような感じでいろんな料理に使えて美味しかったです。
スロヴェニア特産のパンプキンシードオイルがついに日本で販売開始!1リットルのオイルを抽出するのに必要なカボチャの数はなんと約30個。サラダやデザートに、スロヴェニアの食卓には欠かせません。http://t.co/PP8Ls5TAOt pic.twitter.com/bV4poA7Hjz
— Slovenia in Japan 駐日スロヴェニア大使館 (@SLOinJP) July 16, 2014
一通りのリュブリャナの観光スポットをみんなで巡ったら、いったん解散となり、各自でランチをとりました。
インスタで見つけたLolita Cankarjevo nabrežjeでスイーツを食べてランチとしました。
ランチ後に再集合して、またミニバンに乗って、リュブリャナからブレッド湖へ。
ブレッド湖にあるブレッド島。島のほとんどが聖マリア教会です。
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次の写真の中央に映っている尖塔が聖マリア教会で、左側に映っているベージュの天幕が張ってあるボートに20人くらい乗って教会へ向かいます。
私が参加したツアーは7人くらいだったのですが、少人数では商売にならないのか、7人ではボート屋さんは出発してくれません。ボートが満員になるまで、他の観光客を待つことになりました。運よく、乗りたいという大家族がすぐに現れたので、さほど待たずに聖マリア教会へ向けて出発してくれました。
ボートは人力手漕ぎで、とってものどか。
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島に到着したら一旦解散となり、40分後にボート乗り場に再集合でした。
小さな島なので、一周歩いても数分です。聖マリア教会を見ることと、小さなお土産屋さんを見てみることくらいしかやることがないです。
自由時間が長めにあったのは、みんなが教会の鐘をつくための時間でした。3回とか7回とか諸説あるようですが、鐘をつくと願いが叶うとか。
ロマンチックな言い伝えもあって、結婚式を挙げる人も多いそうです。
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ブレッド湖観光後はミニバンで丘の上にあるブレッド城へ行きました。
ブレッド城からの景色は絶景ですが、ブレッド城自体は、、、私の中の「世界三大がっかり」です。同じツアーに参加していた人たちも「え?これだけ?」と言っていました。
11世紀に建てられたお城がもったいない気がしました。
天気がよい日だったら、もうちょっと違う感想だったかもしれません。5月だったのに、雨でとにかく寒かったです。
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ブレッド城見学後はミニバンでザグレブへ戻りました。
寒さと疲れで復路は爆睡してしまいました。
クロアチアからスロベニアへ
当時クロアチアはシェンゲン圏ではなかったため、スロベニア入国と出国でパスポートコントロールを通過しました。
2023年1月からはクロアチアもシェンゲン圏・ユーロ導入となったので、以前より旅行しやすくなったと思います。
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なんだかかわいい
日帰りツアーだったので、2019年5月3日のスタンプが4つもあります
スロベニアは自然は豊かでアウトドア好きにはたまらないですが、いわゆる観光スポットが多くはないので、スロベニアだけに旅行へ行くという方は少ないと思います。
ザグレブから日帰りでスロベニアへ行くのはなかなかよい旅程ではないでしょうか。
ブレッド湖もブレッド城も自力で行くのは交通手段が限られているので、ツアーで行くのがよいと思います。
Viatorから申し込んだ現地ツアーでおいてけぼりになった経験はこちらにnoteしたので、よかったらご覧ください。