祇園祭 還幸祭
2023年7月24日 神幸祭の巡行を見てきました。
還幸祭は八坂神社の三柱神様が御旅所から八坂神社へおかえりになる神事です。16:30頃~24:00頃まで続きます。
17:30頃に四条駅に行ってみました。
四条通は16時頃から烏丸通から東大路通まで交通規制されていて、自転車も通れなくなっていました。
烏丸通は南へ行く東側車線が交通規制されていて、バスも逆車線に停車して乗降していました。
祇園祭に関連する交通規制はバス停に案内が掲示されていますが、観光客には分かりづらいです。たまたま交通規制の時間帯にバスに乗ってしまったら、バスから降りられずに長時間バス内にとどまることになったり、経路変更があったりするので祇園祭が開催される7月はバス利用は注意が必要になります。
猛烈に暑い日にバスが来ないバス停で外国人観光客の方が嵐山行のバスを待っていたので、バスは来ないとお伝えしました。Googleマップの経路検索がイレギュラーな交通規制にも対応するようになるといいのにな。
祇園祭には三基の御神輿があります。
三若がご奉仕するのは素戔嗚尊の中御座神輿
四若がご奉仕するのは櫛稲田姫命の東御座神輿
錦がご奉仕するのは八柱御子神の西御座神輿
三若は予定時刻の17:00頃に御旅所を出発したようで、17:30にSUINA室町の前で宮本組と綾戸国中神社の久世稚児を、17:50に四条烏丸の交差点で中御座神輿を見れました。四条烏丸の交差点ではお神輿の差し上げ・差し回しがあり、迫力がありました。
四若も予定時刻の18:00に御旅所を出発したようで、18:15に四条烏丸の交差点で東御座神輿を見れました。東御座は四条烏丸の交差点では差し回しはなく、烏丸通の東側を南に進んで行きました。
四条烏丸交差点には見物人はあまりいなくて、最前列で見学できました。
引き続き四条烏丸の交差点で錦の西御座が到着するのを待っていたのですが、西御座は御旅所を出発してまずはとっても狭い錦市場を通られるので、私がいた四条烏丸に到着するまでかなりの時間がかかりそうだと踏んで、四条烏丸の交差点は離れました。
少し東方向へ移動して19:30に四条東洞院で西御座を見れました。
還幸祭はスタート直後は時間の予測がつきますが、出発してからしばらくすると何時にどの通りを通過するのか誰にも分らず、見れるかどうかは運次第のようです。
市中を周ったお神輿三基が八坂神社へ戻られるのを、高島屋の前で見ようと待っていたのですが、なかなか到着しないので、四条通を八坂神社の方向へ少しずつ近づいてみました。
意外なことに四条大橋の上は見物人が多くなくて、最前列で見学できそうでした。
祇園商店街は電気を消して提灯の明かりだけでお神輿をお迎えするというTwitterを見たので、祇園商店街へ行ってみました。観光客も少なく、静かにお神輿を待っている街の雰囲気が素敵でした。
八坂神社は7月15日の宵宮祭の時よりも見物人が少なかったですが、規制線が張られていて、22時前に到着した時には境内の西側から見学できるようになっていました。
22時に中御座が八坂神社に到着して、南門から境内へ入って舞殿の周りを1周だけしました。
街中でもらった山鉾マップ・フリーペーパーには3周すると書いてありましたし、周りで見学している人も「3周ちゃうん?」とおっしゃっていました。
コロナ禍を経て4年ぶりの完全開催だったので、何かと調べた情報と実体が違うことがありました。
中御座の八坂神社到着を見てから帰宅しました。
還幸祭は24日中に終わらせる神事ではあるものの、この日はスケジュールが予定時刻よりも遅くなったそうで、三基が舞殿に戻られたのは25日になってしまったそうです。