祇園祭 二階囃子
2024年7月3日 山鉾町へ二階囃子を聞きに行ってきました。
祇園祭の二階囃子とは、吉符入りという神事を終えた山鉾町がそれぞれの会所で行うお囃子の練習です。
会所の2階が練習場所になっている山鉾町が多いことから「二階囃子」と呼ばれています。
二階囃子があるのは12の山鉾です。
こちらのマイ マップに二階囃子がある山鉾町と日時を記載しています。
新町通と四条通沿いに多くの二階囃子山鉾町が集まっています。
この日は新町通の南側にある岩戸山からスタートして新町通を北上して、四条通を東へ。長刀鉾を見学したら四条通を西へ戻って、再び新町通を北上しました。
四条通は交通量が多く、通行人の各国言語が飛び交うので、ちょっと見学しづらかったです。
新町通は昔ながらの京都の街並みが多少は残っている通りなので、趣もあり、音が反響してお囃子がよく聴こえました。
祇園祭のお囃子は「コンチキチン」とも呼ばれています。
笛、太鼓、鉦などで奏でられるのですが、鉦の高音が遠くまで響き渡って夏の夕方に涼しさをもたらしてくれます。
山鉾連合会が細かい日程表を公表しているので、こちらを参照しながら二階囃子を見学するのがいいと思います。
7月5日からは後祭の大船鉾や鷹山も二階囃子が始まります。
7月6日は12すべての山鉾町の二階囃子が聞けますので、京都にいらっしゃる方は是非聞きに行ってみてください。
京都移住3年目のひよっこですが、それでもコンチキチンを山鉾町で聞くとザワザワします。
来週から始まる山鉾建てが楽しみです。