海外旅行でのお金の管理💰
海外旅行先でどうやって現金を得るか、どうやって管理するか、を考えるのは避けて通れないですね。
コンタクトレス決済や金融アプリもいろいろと進化しつつあるので、時勢に合わせて変えていく必要があるなぁと思います。
2021年にスペイン、2022年にイタリアへ行きましたが、コロナの影響なのか、現金の受け渡しが避けられる傾向は強くなってきているように感じました。
普段海外旅行でどうやってお金を管理しているかnoteします。
以前は
2019年ごろまでは海外旅行の目的地空港に到着した時にクレジットカードでキャッシングしていました。どんな空港でも、到着ロビーには絶対にATMがあって、深夜や早朝に到着しても、24時間利用できるのでありがたいです。
手数料はATM利用1回あたり、5ユーロなどと決まっていることが多いので、何度も行く台湾やユーロは、1回の引出で多めにキャッシングしていました。
日割金利が発生するので、日本帰国後になるべく早くカードカウンターで日本円を入金して多少なりとも節約していました。
到着空港で現金をキャッシングしつつ、旅行中はなるべくクレジットカードで支払いをしながら旅行していました。
今は
どうしているかというと、現金両替はしていないです。
クレジットカードで旅行しています。正しく言い換えると、コロナ以降はクレジットカードだけで大丈夫な国にしか行っていないです。
過去に旅行した際の現金が多少は残っているので、現金を全く持たずに旅行するわけではなく、数百ユーロは持っています。
スペインとイタリアはどちらの国でもほぼクレジットカードで過ごせました。
思い出す範囲で現金を使ったのは、トリノでバスチケットを買った時とフォロロマーノで自動販売機でお水を買った時、くらいです。あとは、朝のカフェが混雑していた時に、クレジットカードでの処理時間がもったいなかったので、現金で支払ったこともありました。
ほんの数回しか現金を使っていません。
スペインでは教会への寄付すらクレジットカードでOKでした。
Wise
コロナで海外旅行に行けずにうずうずしている期間にWiseのカードを作りました。
キャッシングのATM手数料かからないし、リアルタイム最安為替レートが適用されるからクレジットカードのキャッシングよりもかなりお得になります。次に海外旅行に行った時はこのカードでキャッシングするつもりだったのですが、そもそも現金が必要なシチュエーションにならず。
今のところ、旅行前に日本にいる時に予約したイタリアの美術館のチケットやホテルの予約にしかWiseを使えていないです。
次の海外旅行こそはWiseのメリットを活用してみたいです。
金融スーパーアプリのRevoluteも気になっているのですが、とりあえず、今持っているWiseを使いこなしてから調べてみようと思っています。
エピソード
ここ5年以内での現金エピソードをシェアします。
デンマーク
デンマーク旅行は現金不要でした。
旅行に行く前に、友達に「デンマークは現金要らないよ」と教えてもらっていたので、安心して空港でもキャッシングせずに旅行をスタートさせて、実際にクレジットカードのみで旅行できました。
むしろ現金支払不可のお店が多かった印象です。特にカフェなどの飲食店は現金を受け付けていなかったです。
デンマークはユーロではなくデンマーククローネなので、デンマーク以外の国で使えない現金に両替したり、キャッシングする必要は本当にないです。
美術館で大き目のカバンをコインロッカーに入れる必要があったのですが、チケットカウンターでクレジットカードでコインロッカー代を支払って、クローナ硬貨をもらってコインロッカーを利用できました。
オランダ
オランダもクレジットカードだけで旅行できました。
チップ文化がある国ですが、チップを現金で渡す必要はなかったです。レストランでテーブルでお会計をお願いすると、チップの金額を記入する箇所があるレシートのようなものを店員さんが持って来てくれるので、チップの金額を書き込めば、食事代とチップを合計した金額でクレジットカード処理をしてもらえました。
クロアチア
2019年のゴールデンウィークにクロアチアを周遊旅行しました。その時にスプリトから日帰りで行けるクルカ国立公園へ行きました。スプリトのバス乗り場からクルカ行きのバスで簡単に行けます。
朝イチの開園時間に合わせて行ったのですが、カードは受け付けてもらえず、入場料を現金で払う必要がありました(2022年時点ではクレジットカード利用可能になっているようです)。入場チケット売り場から少し歩いたところにATMがあったのですが、一台しかないATMが故障中で使えず、朝早いため修理の人がいつくるかもわからず、多くの人が困っていました。
行きのバスで近くの席に座ってちょっとだけおしゃべりしたコスタリカからの旅行者が、現金の持ち合わせがなくて入場チケットが買えず。せっかくはるばるクルカまで来たのに入れないのは気の毒に思って、その方の分も現金で入場チケットを買いました。
お金は返してもらえないかもしれない、とある程度は覚悟していたのですが、夜に私が宿泊していたスプリトのホテルに現金を持ってきてくれました。コスタリカの話をいろいろ聞けて、楽しい時間を過ごせました。
クレジットカード不可というケースもあるので、やはりある程度は現金を持ち歩く必要はありますね。
クロアチアはクーナという自国通貨でしたが、来年2023年1月からはユーロ導入が決まっています。ヨーロッパの中では比較的物価が安めで旅行がしやすかったクロアチアですが、ユーロ導入後はどうなるのでしょうか。なんとなく、いろいろ物が高くなりそうな気がしています。クレジットカード決済は広がりそうです。
スウェーデン
たった1日だけ、ストックホルムを観光しただけなのですが、現金は不要でした。通貨はスウェーデンクローナで、もしキャッシングした場合は使い切れないと面倒だったのでよかったです。
韓国
日本と比較すると生活のいろんなシーンでIT化がめちゃ早くから進んでいるので、随分前からキャッシュレスで観光できるようになっています。昔ながらの市場では現金のみの場合があるので要注意ですね。
旅行中の現金管理
日本円はスーツケースの中に入れて鍵をかけてホテルに置いて出かけます。韓国や台湾などスーツケースを持って行かない旅行では、日本円も常に持ち歩いています。基本的にホテルのお部屋にある金庫を信用していません。
外貨はその日に使うかもしれない数千円相当を持ち歩くようにして、残金は日本円と同様にスーツケースの中に置いて行きます。
あとスマホとスマホケースの間に数千円程度のお札を潜ませています。万が一、カバンをすられてスマホだけが手元に残った時に、ホテルに帰るための交通費になる程度の金額をお守り代わりにいれています。
ちなみに、クレジットカードは海外旅行に3枚持っていきます。日ごろから頻繁に使っているカードをカバンに入れ、もう一枚はコートの内ポケットかカバンの違う場所に入れ、もう一枚は日本円同様にスーツケースの中に置いていきます。
分散管理しておけば、スリにあっても全部丸ごと無くしてしまうことはないと考えています。
高額紙幣
最近はヨーロッパ旅行が多いのですが、50ユーロ紙幣で支払いをしようとすると、なかなかの高確率でお店の方に嫌な顔されるし、偽札チェック機でチェックされます。
以前はホテルで20や10ユーロに両替えをお願いしていたのですが、ホテルによっては断られることもありました。
コロナの影響なのか、スーパーのセルフレジが増えているので、そういう時に積極的に50ユーロ札を使って、高額紙幣を手放すようにしています。
ユーロ硬貨って大きくて分厚くて重たいですよね。小銭が増えてしまった時もスーパーのセルフレジは便利です。
海外旅行で余ったお金
硬貨は空港の募金箱に入れたいと思うのですが、今まで海外の空港で募金箱を見つけられたことがないです。いったいどこにあるんでしょうか。。。
結局、いろんな国の紙幣や硬貨がたまってしまい、スーツケースの中にしまったままになっていました。
去年、自宅の荷物を断捨離をした時に、外貨も整理しようと思って、いろんな国の通貨を全部ポケットチェンジでamazonギフトコードにしました。
旅行会社HISの店舗内に自動販売機のような機会があって、どばっと紙幣と硬貨を入れたら自動でカウントして、日本円に換算してくれるので、簡単でした。
ポケットチェンジでは受け付けてもらえなかった紙幣は金券ショップに持って行って日本円に変えてもらい、かなりすっきりしました。
他国の紙幣のデザインが変わって旧紙幣は使えなくなることもあるでしょうから、なかなか再訪しない国の通貨は手放してみてはどうでしょうか。
たらたらと書きましたが、私の海外旅行での現金管理は
現金が必要な場合はクレジットカードのキャッシング、今後はWiseで自分の口座から引き出す
なるべくクレジットカードで支払う
現金とクレジットカードは分散管理しておく
です。
このやり方で一度もトラブルにあっていないので、間違ってはいないかな、と思います。
「 国名 cash or credit card 」 で検索すれば、その国に行く時に現金を用意する必要があるかどうか調べることができます。
ちなみに、日本は現金必須となっていました。神社仏閣などカードや電子マネーが使えないところはまだまだたくさんありますね。
海外旅行が楽しいものになりますように。