京都旅行 2024年7月の京都
月別の京都おススメ行事やスポットをnoteしています。
7月の京都イコール祇園祭ではありますが、祇園祭以外にも魅力的な行事があります。
7月7日 七夕
白峯神宮では蹴鞠奉納が行われます。
以前に蹴鞠奉納を見に行きましたが、暑い中、平安時代の衣装を着ての蹴鞠はなかなか大変そうでした。
白峯神宮は「当宮の諸祭事で撮影された写真・映像・画像等、使用することを禁じます。」とされているので是非現地に見に行ってみてください。
普段は拝観できない光清寺では7月7日にお祭りがあります。
京都では短冊に願い事を書くイベントがあちこちであります。書いた短冊はお寺でお焚き上げされるので、願い事が天に届くかもしれません。
7月12日~ 京の夏の旅
夏と冬に実施される特別公開。今回は祇園閣が公開されます。
ねねの道を歩いていると目に入ってくる大雲院の祇園閣。一般公開されていないので、近づけないのですが、写真を撮ったことがある人はきっと多いと思います。
数年ぶりに特別公開されることになりました。
西本願寺の伝道院と同じ、伊東忠太設計の名建築です。
祇園祭の鉾を模した建物で、内部は魑魅魍魎の照明器具や、独特な壁のデザインになっています。
長楽館の「御成の間」も是非見てみたいと思います。
7月24日 土用の丑の日
鰻を食べて暑い夏を乗り切る土用の丑の日ですが、京都ではあんころ餅を食べて夏を乗り切る文化もあります。
7月19日~28日 下鴨神社 御手洗祭
賀茂川と高野川の合流地点に位置する下鴨神社では、地下から水が湧き出ています。境内にある御手洗池に素足で入り、小川の中を50メートルほど歩いてロウソクを献灯する「足つけ神事」とも呼ばれる御手洗祭。
暑い土用の丑の日の時期に水に入って穢れを祓い、無病息災を願うという平安時代から続く神事です。
7月20日~21日 伏見稲荷大社 本宮祭
献灯された提灯や行灯が伏見稲荷の境内にたくさん灯されます。
朱色の鳥居に加えて、提灯のあかりで夏の夜の境内が幻想的な雰囲気になります。
年間通して様々な行事が行われる伏見稲荷の中でも、規模が大きな本宮祭は7月上旬から提灯の設営が始まります。本宮祭の前からたくさんの献灯提灯が見れますので、是非伏見稲荷に行ってみてください。
伏見稲荷は日陰が少ないので、暑さ対策をお忘れなく。
7月25日 真如堂宝物虫払会
京都のお寺にはたくさんの寺宝がありますが、常に全部のお宝を展示しているわけではありません。ほとんどの寺宝が蔵のなかで厳重に保管されています。いくつかのお寺では年に一度、虫干しや防カビのために寺宝をお堂などに展示して参拝者が見学できるようにしてくださいます。
7月25日は真如堂で虫干しがあります。
7月31日 愛宕神社千日詣り
夏の京都の風物詩とも言える、愛宕神社の千日詣りは、31日の夜に愛宕山に登り、火の用心を祈願します。お料理屋さんやお台所で腕を振るう人が夜通し参拝します。
7月31日の夜に参拝することで千日参拝したご利益があるとされています。
今年は電灯設営が困難という理由から、夜間参拝ができないそうです。京都では多くの方が31日に愛宕山に参拝に行く様子が報道されるのですが、今年からはその景色も変化しそうです。