国際線飛行機チケットを探す変わった方法とかマメ知識とか
国際線飛行機チケットの予約方法の王道はこちらのnoteに書いたのですが、そこでは触れなかった、ちょっと変わった検索方法とかマメ知識なんかをこっちのnoteに書きます。
スカイスキャナーの設定を変更する
国を日本にして検索するとANAは286,230円
国をイギリスにして検索するとANAは286,550円
この例ではほんのちょっとの差ですが、ケースによって差額は異なります。
また、Lastminute.comという普段は見かけない予約サイトも表示されました。
設定を変更することで、金額に違いが出てきたり、新しい予約サイトを見つけることができます。
オープンジョーで検索して往路と復路を別々に予約する
直近のイタリア旅行では、日本からミラノに入って格安バスや電車で南下してローマから日本へ戻ってきました。
イタリアのイタロの予約方法はこちらのnote
イタリアの到着地と出発地が異なるので、スカイスキャナーで複数都市検索して、それぞれの航空会社の公式サイトで片道ずつ予約しました。
必ずしも往復でチケットを購入する必要はなく、片道ずつ別の航空会社でチケットを買った場合は、往路の空港カウンターで「復路のチケットを見せてください」と言われるだけです。出国するチケットを持っていないと入国できない国があるため、復路チケットを提示すれば往路航空会社のカウンターの方も安心して搭乗手続きを進めてくださいます。
昔は同じ航空会社の往復チケットを購入した方が断然安かったのですが、最近はいろんな選択肢がでてきて、片道ずつ違う航空会社でチケットを買った方がお得になることもあります。
月単位で検索する
スケジュールが柔軟な場合は、月単位で検索して、安価な日程のフライトを予約します。
プライスアラートを設定する
上記で赤四角で囲ったように、スカイスキャナーでプライスアラートを受信する設定ができます。
KAYAKのAIアドバイス
KAYAKは過去のフライト料金の価格変動やフライト時期などから、今が買い時なのか、もう少し待てば価格が下がる可能性があるか、AIがアドバイスしてくれます。
KAYAKにもプライスアラート機能があります。メールが多すぎでうっとおしく感じる時もありますが、KAYAKはエラーチケットを含めてサーチしているので、とにかく安い航空券を探している人にはいいと思います。
エラーチケットはシステムエラーや人的ミスにより、例えば1桁間違えて本来金額の10分の1などの金額で販売されるチケットです。私はこれまでにエラーチケットに出会えたことはないです。
ソウル・仁川を起点にフライトを探す
仁川はアジアのハブ空港で、119路線の国際線があります。成田の95路線よりも多いです。
例えば、ハンガリーのブダペストは日本からの直行便がありませんが、仁川からはポーランド航空と大韓航空が就航しています。
東京ーブダペストで検索すると最安プランで192,280円ですが、仁川ーブダペストだと最適プランで137,540円です。
仁川ーブダペストのフライトに合うように東京ー仁川のフライトを探したらZIP AIRとエアソウルのフライトがあり、スーツケース預ける費用を含めて約45,000円でした。こんな感じで、仁川を起点にしてフライト検索した方がお得になることがあります。
どうせなら、ソウルでも1泊してチムジルバンに行って、美味しいものを食べる旅行も楽しそうです。
Southwest Airlines
日本発着のフライトはないのですが、アメリカのLCCサウスウェスト航空はちょっと変わっています。スカイスキャナーやGoogle Flightの検索結果にフライト情報は出てきますが、料金は表示されません。
独自スタイルを貫いているLCCの一つです。
飛行機の座席が自由席ってサウスウェストくらいじゃないでしょうか。
いろいろ逸話がありますので、ご興味ある方はウィキペディアを見てみてください。
為替レートの変動
為替レートの変動スパンは航空会社ごとに異なります。
航空会社公式サイトで検索するたびに、微妙に金額が変わる場合は、日単位など短いスパンで為替レートを変動させているのだと思います。
直近利用したシンガポール航空は翌日に再検索すると金額が変わっていました。
燃油サーチャージ
2か月ごとに燃油サーチャージを変動させる航空会社もあれば、そもそもチケット代に組み込んでいる航空会社もあります。
航空会社によって様々なので、料金を検索する時は燃油サーチャージ込で比較する必要があります。
私がいつも勘違いしてしまうのがKLM(オランダ航空)の公式サイトUIです。安いなぁと思って予約を進めると、最後にど~んと「燃油特別付加運賃および航空保険料」が加算されてがっかりします。
夏ダイヤ/冬ダイヤ
国際線は一年間を夏ダイヤと冬ダイヤの2つに分けて運航されています。
夏ダイヤ
3月下旬から10月下旬までの7か月間
前年11月にスケジュール確定
冬ダイヤ
10月下旬から3月下旬までの5か月間
6月にスケジュール確定
南半球の航空会社であっても、この区分に従っていて、期間はサマータイムの切り替えに合わせてあります。
航空会社と空港で調整が行われてダイヤが確定するのですが、航空会社はダイヤ確定前からチケットを販売しています。よほどのことがない限りフライト自体がなくなることはなく、調整の結果、出発時間が30分ほど前後することはあるのだと思います。
2022年はウクライナ情勢のこともあり、2023年夏ダイヤがなかなか確定せず、ダイヤ発表までお待ちくださいという主旨のアナウンスをしている航空会社もありました。
飛行機に乗る側としては、早めにチケットを購入した場合、ダイヤ確定後に多少出発時間が変動する可能性があることは知っておいた方がよいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
皆さんに何かしら新しい発見があったら嬉しいです。
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