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【子育て】娘が遊んでくれない

小学生と中学生の生態が、これほど違うものとは、全く想像していなかった。中1の娘・フォカッチャの話であります。

今週は大寒波の襲来ですこぶる寒いから、週末はちょっと温泉にでも行くか、もしくは温かいものでも食べに行こうかと子ども達に問いかけたら、「来週は実力テストがあるから、勉強をする」とフォカッチャが答えた。

はあ? 温泉だよ? あったかいもの食べに観光地だよ? 今までだったら「行く行く〜!」と両手を上げて駆け寄ってきただろうに、なにその冷めた反応。
ああ、そうか。実力テスト。くうう、まあ、頑張った方が良さげな雰囲気はある。だがね、あなたまだ中1だし、そんなに躍起にならなくてもいいんじゃないの?と私は思い、
「ははは、勉強なんてしないっしょ? 時間があればあるほど勉強なんてしないもの、1日だけ美味しいもの食べに行って、次の日に勉強したら?」と提案した。

「いや、行かない。勉強する」
即答ぶりに戸惑ってしまった。ええー。そうなの。
「勉強する」という子どもを、無理やり机から引き剥がして遊びに連れて行くのも変な話だしなあ。はて。

すみません、このやりとり、人によっては「なんだよ、こども自慢かよ」と受け取る方もいらっしゃるかも知らんですが、私は心の底から土日のどちらかだけ勉強すればいいと思っているわけで、24時間✖️2日=48時間もあった日には心のどこかで安心しちゃって「時間があるからSNSをちょっと見よー」とか「TikTok15分だけ見ちゃえー」とかなって、勉強なんてしないだろうと本気で思っているのです。

だけど、フォカッチャは勉強するという。わかった。じゃ、実力テストの翌日は祝日だから、そこでどこかに出かけよう、と「お出かけアイデア其の二」を提案したが、「その日は友達と遊びに行く」という、これまたつれない回答であった。

撃沈。

最近は塾や習い事のお迎えも「来なくていい」と言うし、定期テストの前にいかに友達と遊ぶかの算段で頭がいっぱいな様子。
つい数ヶ月前、小学生の時は家族を必要としてくれていたのになあ。中学生になってすっかり生態が変わってしまったようだ。

知っている。これを子どもの自立という。そして、私たちは子離れをしなくてはならないことも。

家族・家庭は子どもにとって「安全基地」であることが良いと何かで読んだ。寂しいけれど、安全基地に徹することにしましょうか。
だけど、困ったときは、頼ってよん。

子どもの自立について書いた以前の記事↓


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