メリークリスマス! 我が家のローストチキンレシピと、「部位バランス」の話
クリスマスといえば、ローストチキンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? 私も家族も毎年楽しみにしている、我が家のローストチキンをご紹介します。
やはり「美味しい!」と称賛されるのは、皮と身の間に挟んである「詰めもの」。パリッパリに焼き上がった鶏皮と、ふっくらジューシーなお肉の美味しさを引き立てます。お米を使ったものがメジャーなようですが、我が家の詰めものは玉ねぎ、パン粉、卵などを混ぜたもの。美味しいですよ。
①丸鶏はタコ糸で足をしばる。爪楊枝で手羽を形よく整える
②【詰めもの】の材料を混ぜる(バターはぬるま湯やレンジで溶かしてから投入するとよい)
③ ②を皮と身の間に入れる。厚みをなるべく均等にすると良い
④【塗るもの】を混ぜて、ブラシでチキンに塗る
⑤180度のオーブンで1時間焼く。途中何度か【塗るもの】をチキンに塗って、色良く仕上げる
※中が生だった場合、アルミホイルで表面を覆って(焦付き防止のため)、追加で焼く
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このレシピは母親がお料理教室で習ってきたものです。私にとっても子供の頃からずっと親しんでいる味なので、その味が夫や子どもに喜ばれ伝承されていくのは、とても嬉しいことです。
丸鶏のローストチキンって、手がかかりそうなイメージがありますか? いやいやどうして、詰めものさえクリアすればオーブンに放り込むだけの簡単な料理ですよ。焼いている間はサラダやスープの準備ができるので、時間も有効活用できます。
食べ物のこと、ちょっと考えてみよう。丸鶏で学ぶ「部位バランス」の話
お肉料理をつくるとき、どこの部位を使うか意識することが多いと思います。鶏肉料理もレシピによって部位を使い分けることがほとんどですよね。
・唐揚げは、やっぱり「もも肉」がジューシーで美味しいよね。
・ダイエットしているから、「胸肉」や「ササミ」で蒸し鶏にしよう。
・皮がパリッパリの「手羽先」がたまらない!
・今日のおつまみは「砂肝」。コリコリ感を味わいたい。
そして、私たちはその「部位」だけを買っていきます。その日の気分で、好きな部分だけを選ぶことができるわけです。
ごくごく当たり前の風景なのですが、よく考えると、一羽の鶏から取れるのは、もも肉ばかりじゃないし、胸肉ばかりでもない。ササミだって取れるし、手羽元だって砂肝だって、一羽の鶏から必ずいただけるものなんです。
私はいつも鼻歌まじりで「好きな部位」を選んで調理しているけれど、それはけっこう傲慢なことだなと、ローストチキンを食べるたびに考えるのでした。
「命をいただいている」という基本に立ち返り、子ども達にもサクッとその話をします。あまり耳を傾けてくれませんが(涙)。
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私が食材の宅配をお願いしている生活クラブで、「1羽の鶏さんを丸々調理する」というイベントがありました。
鶏肉を解体し、部位ごとに調理して、皆で試食するというイベントでした。私は参加できなかったのですが、いつか機会があれば挑戦したいと思っています。
★2024年12月は、1日1掃除!★
19日目:しばらくお休みしていましたが、久々に再開しました。今日はコンロの下の大きな引き出しを掃除。使っていないスパイスとかありそうーと恐る恐る取り出したけれど、意外とどのスパイスも「常連さん」の顔をしていたのでホッ。
洗濯槽も掃除しました。浮いてきた汚れ(ワカメ風)をネットですくい上げました。