「ととのいました」の食卓
その日は家族でお鍋を囲んでいたにもかかわらず、4人が4人とも押し黙っていた。
お腹が空きすぎて、食べるのに夢中? いいえ。
母親(わたくし)の機嫌が超絶悪い? いいえ。
ニュースの内容が重すぎて食欲減退? いいえ。
答えは、「謎かけ」を考えていたから。
「ととのいました」のねづっちが、さまざまなお題に対して即座に「ととのいました」と爆笑と感心をさらう姿をテレビで見て、家族全員が「すごーい」と声を揃えたのが早朝のこと。
その夜の食卓で、にわか「謎かけ合戦」が始まったのだった。
思えば、この年末年始はやたらとねづっちを見た気がする。「ナイツ」の漫才で「ねずっちのです」とネタにされていたし、年末年始のテレビ番組でも謎かけをお披露目していた。
しかも、新聞のクイズコーナー、いつもだったらクロスワード的なものが掲載されている紙面に、なんと「ねずっちの謎かけクロスワード」が燦然と輝いているではないか。娘を中心にして、家族でねずっちの謎かけに挑戦したのも相当面白かった。ねずっち、再ブレイク中なのでしょうか。
というわけで、私たち4人は、じわじわと「家族対抗 謎かけ合戦」の土台を積み上げていたのだ。そしてついに昨晩、お鍋を囲みながら「謎かけ合戦」を始めたのだが、これがやっぱり難しい。ねずっちのように軽快に出てくるはずもなく、4人は全員押し黙ってしまったのだった。
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それでも出てきた「石田家 謎かけアイデア」をまとめました。
わたくしのはしょーもなさすぎてお恥ずかしい限り。
言葉遊びって、つくづく面白い。
まだまだ「謎かけ合戦」ブームは続きそうです。
だが、親が調子に乗ると、子どもは急に冷めたりするから、ほどほどにしとこ。