世界平和のためにも、自分らしく幸せに生きませんか?
残念なことに、今日はロシアからウクライナの侵攻がついに始まってしまいましたね。デンマークは同じヨーロッパなので、ニュースは一日中そのことで持ちきりでした。この時代になってまだ戦争!?と信じられない思いですが、人間の性はなかなか変えられないものなのでしょうか。
さて、以前に私がコーチになった訳を書いてから、しばらく時が経ち、ずっと読んで下さっている方以外は私がどんな想いを持ってコーチをしているのかご存知ないと思います。また私の考えも着々とアップデートされているので、久しぶりに自己紹介的なことを書いてみます。
私はこれまでに、看護師として沢山の生命の誕生と終わりに立ち会い、国際協力の仕事を通じて、世界各地で様々な人生を見てきました。病院の産科病棟からターミナル患者の多い外科病棟を経て、経済状態最悪のジンバブエ、震災後のパキスタン、アフリカでも貧しい方から数えた方が早かったエチオピアなどで仕事してきました。
その中で私が確信したことの一つは、人間は誰でも可能性の塊として生まれてくるということ。
赤ちゃんは、誰にも遠慮せず、注目を集めるために泣くし、笑いたい時に笑い、寝たい時に寝ます。物心つく前の子どもは、自分の存在を疑ったりしません。やる気満々で生きています。何でもチャレンジするし、失敗してもめげません。
けれど、私たちは人として成長する中で、周りと調和することを学び、世の中の基準に合わせて生きていくことを学びます。人目を気にしたり、社会に自分を合わせることを学びます
そして場合によっては、自分が可能性の塊だということを忘れてしまいます。ただ忘れているだけなのです。心の奥底には、何でもできる能力を持っています。
私のもう一つの信念は、自分のマインドセット次第で人生は如何様にでも変えていけるというものです。
外科病棟にいた頃、初期のガン患者さんが気力を無くしてすうっと亡くなってしまったことがありました。まだ割と新人に近かった私は、すごくショックで今でも患者さんの名前を覚えているくらいです。人は気持ちが潰えたらこんなに儚くなってしまうんだと思いました。反対に、余命3ヶ月と宣告された方が「もうしょうがないよね。毎日笑って生きるよ。」とおっしゃって、3年生きたこともありました。
ジンバブエに「よし、貧しい人を救うぞ!」とヒーロー気取りで鼻息荒く乗り込んだら、現地の人たちの方が、豊かとされる国に生きる人たちより幸せそうに、毎日笑って踊りながら暮らしていました。生活は本当に苦しくて、ご飯も三食は食べられていない人も多かったにも関わらず、です。自分達には何もできることはない。だったらせめて楽しく暮らそうじゃないか。そんな風に見えました。
どんな状況にあるとしても、あり方を決めるのは自分の気持ちや物の見方なのだと学びました。
何を見て、何を信じるか。
そして、どう行動するか。
それが私たちの人生を決めていくのです。
だから、今は何らかの理由で自分の能力を信じられないとしても、考え方が変われば、元々持っていたやる気や能力を思い切り発揮できるようになります。何歳からでも、どこにいても、変わっていけます。必要なマンドセットを持つだけです。
それを理論的に説明してくれたのがNLPだったので、私はNLPの虜になり(笑)、こうしてNLPコーチになりました。
また前に進むために過去を乗り越えることをサポートするため、ヒプノセラピーも学びました。前に進むために全ての過去を乗り越える必要はありません。どんな過去でもその人の財産であり、その人を作っているものです。ただ、それが望む未来へと進むのに足枷となっているのであれば、それを解消しましょうという感じです。
コーチングもヒプノセラピーも、私と関わって下さる全ての人が情熱を持ち、自分の可能性を信じて、イキイキと自分らしく生きていくことを後押しするためのツールです。
大学院を出て頭でっかちだった昔、私には世界は変えられないと思って悲観的になっていた時期もありましたが、今は満たされて幸せな個人が増えることで、周りの人が幸せになり、社会が幸せになり、世界が平和になっていくと信じています。
気長な道のりですが、私をコーチ・セラピストとして選んでくださる方が、身軽に前向きに変わっていく様子を見ると、道のりは案外短いのかもしれないと感じたりもする、楽観主義者です。
自分が満たされることが、世界の幸せ・平和にもつながると考えたら、自己満足でも自己中心的でもありませんよね。むしろ人としての義務のような。世界のどこかで起こる戦争を自分には止められないと思うかもしれませんが、国も世界も最小単位であるのは個人、つまり私やあなたです。私たちが変われば、世界は変わっていくのです。
自分は何でもできると信じて、情熱を持って生きる人生を選びませんか?