TODAY'S SPECIALの魅力をビジュアルで伝える記事制作を行いました【ネオンアカデミー最終課題】
こんにちは、Akikoです。今年の2月に入ったクリエイティブディレクター養成スクール・NEON ACADEMYも、前半の3ヵ月でベーシックコースが終了し、5月から始まったアドバンスコースもまもなく卒業…。あっという間です!
ベーシックコースでクリエイティブディレクションの基礎を学び、アドバンスコースでは実践として、プロのカメラマンとデザイナーにご協力いただき、食品プレゼントキャンペーンのバナーと記事コンテンツを制作しました。
クリエイターの方々にアイディアを共有し、スケジュール内に制作を進めるためには、とことんイメージを言語化する力、言葉以外でも表現する工夫、そしてリーダーシップが必要でした。あらためて、クリエイティブディレクターは「伝えるプロ」だと身をもって感じたので、シェアさせてください。
まず、どんな課題だったのかというと…
ある食品ブランドからのご依頼で、「これからの季節にぴったりな商品!」とSNSで話題になるようなバナーと記事コンテンツを作り、SNSをフォロー&シェアしてくれた方のうち、抽選で50名様に商品をプレゼントするキャンペーンの設定でした。
SNSでシェアしたくなる広告にも、見た目が映える、意外性がある、おもしろい、など色々ありますよね。私はポジティブであたたかい感情が広がるようなコンテンツを作りたいと思いました。
私がクライアントとして選んだのは、TODAY'S SPECIALです。シンプルで心地のよい生活を想像できるブランドなので、ザ・広告というより、ストーリー性のあるコンテンツと相性がよいと思ったからです。
商品はジャム。Instagramのフォロー&投稿シェアで3種のジャムをプレゼントする春のキャンペーン記事を、同ブランドのSEASONAL NEWSに掲載するという設定です。
つぎの見出しから、課題として制作した記事をご紹介します。TODAY’S SPECIALのユーザーに向けて語りかけるような、実際のSEASONAL NEWSと文体を似せるよう意識して書きました。文章のトーンが変わりますので、楽しんで読んでいただけたらうれしいです。
Spring Needs Jam to Smile
心ゆれる春に、3種のジャムをプレゼント
桜並木のつづく道を、少し背筋をのばして歩きたい春。あらたな出会いと環境に、心がおどり、ゆれる季節です。希望にあふれて目覚める日も、憂うつな気持ちで身支度をする日もあるでしょう。
そんな春におすすめなのが、1日の始まりである朝ごはんをハッピーにしてくれるジャムです。おいしいジャムをたっぷり塗ったパンをほおばれば、「今日もがんばろう」と笑顔になれる。大切な人に、応援の気持ちをこめてジャムをおくるのもいいですよね。
淡路島にある「PICCOLOTTO & GREEN HOUSE Café」のジャムは、地元の作物をベースに、自家栽培のハーブや厳選したスパイスを配合して、完全無添加にこだわって作られています。
カシスとオレンジの甘酸っぱさにハーブの香りが上品な「カシス&オレンジ」、レモンの酸味とバターでほろ苦い甘さのある「淡路島レモン& バタースプレット」、そしてピスタチオのミルキーな甘みがクセになる「ピスタチオ&ミルク」の3種類。どれも自然由来の優しい味わいで、ぺろりと食べられます。
手のひらに収まる小さな瓶に入ったジャムのセットは、食べきれなくて困ることもなく、3つの味を飽きずに楽しめますよ。
変化の多い春だからこそ、いつもの朝をすこし特別にしてみませんか?おいしいジャムが、きっとあなたの背中を押してくれるはずです。
抽選で50名様に3種のジャムをプレゼント
TODAY’S SPECIALの春キャンペーンとして、応募してくれた方のうち抽選で50名様に3種のジャムをプレゼントします。
【応募期間】
2024年3月15日(金)~3月31日(日)
【応募方法】
①TODAY’S SPECIALのInstagramアカウントをフォロー
②該当のキャンペーン投稿をストーリーズでシェア
あなたがこの春、挑戦したいことは何ですか?応援したい人は誰ですか?
よければ投稿にコメントしてくださいね。
当選者のみ、2024年4月1日(月)にInstagramのDMにてご連絡いたします。
編集後記
今回はじめて、自分で考えたキャンペーンの企画書を作り、プロのカメラマンとデザイナーに制作を依頼しました。私は良くも悪くもかなり楽観的な性格なので、正直にいうと始める前は「きっと出来る!カンタン、カンタン!」と思っていました。ところが実際にやってみると、自分の頭の中で描いているものを人に共有するというのは、意外と難しいのですね。
まず言語化するのは大前提として大事ですが、言葉だけでは伝わらないものもあります。それを絵で描いたり参考イメージを探したり、ありとあらゆる手で伝えつづけるのがクリエイティブディレクターの役目だと、今回の体験をとおして学ぶことができました。
カメラマンのHideさんとデザイナーのMamiさんが、私のつたないディレクションに耳を傾けてくださり、じっくりご意見を聞かせてくださったおかげで、多くの気づきがありました。お2人のプロフェッショナルなご対応に感謝しています。
まさに百聞は一見に如かず。実際にディレクションしてみて、難しさも楽しさも何倍も濃く体験することができました。謙虚さと感謝を忘れずに、ブレずに伝える力のあるクリエイティブディレクターになれるよう、今後も努力したいと思います。
Design:Mami