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日本とオーストラリアのボスの違い
私は結構いろんな仕事についたので
いろんなボスの下で働きました。
日本では医療関係しか仕事してないので
日本の会社のシステムとかは
ほぼ知りませんが
私の知ってる範囲で書いてみます
日本は周りの人に気を使いますよね
空気を読むってやつで
それが人目線に合わせて
自分の意見を我慢するような
そんな感じがあるようにおもいます
西洋では
自分が中心なので
強い人が上に立つことが多いように思います
いろんな場所で働いてきたけど
スタッフのことを考えてくれるボスは
上とスタッフの間に立つことになり
結局上と合わなくなって
いつの間にかいなくなることが多かったのはこちらでも同じ
日本で大きな会社に勤めたことはないので
そういうところの話はわからないけど
まあこれはある程度
日本でも海外でも同じことはあるかもしれない
大きな企業になればなるほど
お金というものを作り出さないといけなくなるだろうし
そのためには
いろんな戦略があって
それを結果として出せる人が
出世していく世界でしょうね
ただあるところで聞いた話ですが
日本は中小企業が他の国に比べ
断然多い。
そういう会社レベルでやっていくのが
日本はあっているのかも
というのも
みんなが会社のために働くということ
こちらは
会社に対しての責任感が少ないように思う
会社のイメージを自分が背負っているという感覚は
日本に比べて少ないと思うし
一つの会社にずっといるっていうのもない
引き抜きがあるなら
どんどんそっちに行って
お給料いいところに行く
その仕事が自分にできるかどうかとかでなく
そのポジションというか
その給料を自分がもらう資格があると思っているし
実は今のお仕事している場所も
この5年で五人ほどボスが変わりました
新しいボスが来るたびに
仕事に関係することがどんどん変わります
例えば勤務時間もその一つ。
変えるのはいいんだけど
どのボスとも私はほとんど話したことがない
残念ながら
そういう接点を持つようなボスがいないということ
今までいろんなところで仕事したけど
この人のために頑張ろうって思えたボスはただ一人
それはオーストラリア人の女性ですけど
なぜその人のためなら頑張ろうって思えたかったいうと
私の仕事をちゃんと評価してくれたからです
その仕事で私の提案したことを取り入れてくれたり
頑張っているところを見てくれてて
それをここ頑張ってくれてるね、ありがとうって
ちゃんと見てくれてることが
私に伝わったから
もちろん
その人自身もものすごく仕事のできる人で
そういう仕事のできる人から
評価してもらったということが
さらに嬉しかったですね
そういうのは誰かの下で働くと
あることだとおもいます
なんでこの仕事を頑張っているのか
なんで頑張れるのか
頑張ったらどうなるのか
人は評価があると
認めてくれると
頑張れます
私は自分が頑張ってるアピールはしないけど
そのボスはちゃんと見てくれてました。
確かに残業もしてたし
その事業が上手く行くために
他のフタッフとも連携とって
すごく頑張ったから
嬉しかったです
もちろん
それは私が一緒に仕事した日本人のスタッフとも
同じ気持ちでやれたからだとおもいます
これ
マイペースなオーストラリア人たちがいたら
ちょっとしんどかったかもだけど
実は
この時に一緒に仕事した現地の人たちも
すごくいいスタッフが多かったんです。
だから
きっとこのボスが
現地の人も含めて
きちんと評価して
みんなで頑張ろうっていう雰囲気にしてたんだとおもいます
こちらであまりそういうボスに出会わないのは
オーストラリア人て
レイジーオージーって言われるように
仕事を熱心にしない人が多いってことも言われます
一生懸命に仕事するのが
損に思える
これは
働く側からすると
楽な時もあります
それは
顧客もそこまで望んでいない時もあるので
少し頑張ってやってあげると
ものすごく喜ばれることもあるということです
責任ということを考えると
気が楽な時があるのも事実です
楽しみながら仕事をする
そういうスタンスは別に悪いとはおもいませんし
その方がストレスなく仕事できるので
反対に長く勤められるということはあるかもしれません
どちらも
いいところ
悪いところ
どうみるかでは変わってくるとおもいます
そこをこオーストラリア人のボスは
仕事ができるプラス
人をまとめるのが上手だったんだとおもいます
ただこういう仕事のできる人は
やっぱりやめちゃうんですよね
後から来たボスは
スタッフを信用してないというか
前からいるスタッフの方が仕事できるから
そういう人をいじめてやめさせるような人でした
なので私も一度訳のわからない言いがかりをつけられたので
その仕事をやめました
後から聞いたら
その会社自体ダメになったそうです
会社がダメになったのは
彼女だけのせいではもちろんないけど
上の人によって
やっぱり業績が上がるかは
違うとおもいますけどね
後から来たボスの肩書きは
結構良かったらしいですが
人間性までは肩書きになかったようです
先に、日本は中小企業が多いと書きましたが
長く続くところも多いということです
100年単位で続くところもあるのですが
そんなに長く事業が続くところは世界でも他にありません
それは
その単位だから
お互いに認め合う事業として続けているから
続くのではないかとおもいます。
日本という国は
お互いを認め合いながら
その仕事に責任を持って取り組む
そういう会社が多い
それは
日本の文化だということ
その誇りを持って
お仕事していくことが大事ですね
もちろん
ブラックなお仕事にならないように
自分を大事に
長く続けられるのが大事ですからね
信用されるように
責任を持ってお仕事をされる
それが当たり前の日本は
やっぱりすごい国ですよ
周りに合わせるのは悪いことではないとおもうし
チームワークが取れるのは
断然日本人同士です
当たり前のことのようで
海外に出ると
その当たり前が通じないことが多く
そういう時に
日本の文化を知らないうちに
身につけているんだなって
改めておもいます
それをまた
私自身もこちらで伝えられるように
それを意識しながら
お仕事をしていきたいとおもいます