愛を育む【あいづち効果】とは
娘の恋が気になります。
高校2年生の娘は、ラフに色々話をしてくれるけど、母としては、アレコレ言いたくなる。
でも、やっぱり言えないね。
どんな人と、どんな恋をこれからするのか。。。わからないけど。
母の想いはただひとつ。
あなたが笑顔でいることです。
だから、たったひとつ大切なことを伝えたい。
それが、恋愛における【あいづちの効果】なんです。
理解できない前提で
異性の恋愛で言うならば。
お相手の気持ちをまるっと理解するのは本当に難しい。
考え方や、判断基準、お相手に求めるものも、なんだか違う。
よく言われることは、
コミュニケーションの違い
男性は「目的」がないコミュニケーションは好まない。
女性は、集うことやおしゃべりが好きで、コミュニケーション自体が「目的」になりますよね。
困難やストレス対処法
男性は、まずは自分で解決することを望みます。
ストレス発散も、何かもくもくと趣味に打ち込んだりして解消してみる。
女性は、誰かに話をしたり共感してもらうことで、ストレス解消していきますね。
幸せを感じる瞬間
男性は、目標が達成できたり、賞賛される立場になったときに幸せを感じるそう。
女性は、誰かから愛情を受けたり、チームで何かを成し遂げるなど、幸せ感に「人」が関わっていることが多いのです。
判断基準
男性は、論理的な思考が強く、筋道をたてて考えるので説得力が高くなります。
女性は、判断基準に「直感」や「感情」が大きく関わってきます。
その時の「気持ち」「気分」を大切にしますし、共感を大切にするので、自然と周りへの影響も視野に入っています。
「一人になりたい男、話を聞いてほしい女」 ジョン・グレイ著
によると、その価値観の違いはこうなるそうです。
火星(男)自立、成果、成功が大切。他人と差をつけることが最優先。
金星(女)分かち合い、配慮、支え合いが大切。愛を与え合うことが最優先。
なるほど。。。
火星と金星。星がそもそも違うのですね。
違いを愛せるか愛せないか
そもそも価値観の違うお相手と、一緒に幸せな時間を過ごしていくためには、その「違い」を「愛せるかどうか」が大切になりそうです。
その違いを、
合わない
理解的できない
やりづらい
と思ってしまうと、我慢してしまったり、お相手にあたってしまったり。
であれば、その「違い」を
面白い
もっと知りたい
不得意を補ってくれる
と思えて、「愛すべきポイント」だと思えたら。
きっとお互いの理解の扉が開かれると思うのです。
もちろん、イライラすることや、寂しい想いをすることもあるかもしれません。
でも、「一緒にいるんだ」と決めたなら。。。
<違いを面白がり愛する>ことができるといいですね。
目と耳で「聴く」ことから
価値観の違うお相手が、考えていること、感じていることって「しっかり見て、聴かないと」理解できないもの。
なんとなく話を聞いていると、自分のモノサシで理解してしまうので、真意をわからずに話が終わってしまうかもしれません。
そうすると、お相手は、
わかってくれない
私に興味がないのかな
価値観が違うのかな
となってしまいますね。
そうならないために必要なのが
あいづち
です。
それも、本物の、あいづち。。。
ちゃんとお相手を見て、聴いて、興味を持って、頭の中をイメージして、スクリーンに同じ絵を描いて。
それで、
「うんうん!」
「そうなんだ!」
「すごいね!」
「それでそれで!?」
「わ~ もっと教えて」
そんな風に聴くことができたら。。。
一度に理解の溝が埋まらなくても、お互いに歩み寄ろうとするコミュニケーションがとれるはずです。
理解できない行動や、意見のすれ違いがあった時には特に。
ジョン・グレイが示したように、異性は、異星。
他の星の人の話を聴くとしたら、それはそれは熱心にあいづちをうちながら理解につとめますよね。
理解しあう事ってシンプルかもしれない
パートナーが理解しあうと、お互いにモチベーションがあがって、素晴らしいものが生まれるのではないかと思います。
男性は、女性の励ましを必要としているし、
女性は、男性の愛情を必要としているし。。。
同性同士であっても、お互いの理解と愛が大切ですよね。。。
最後に、芸術家岡本太郎を支えた、岡本敏子さんの言葉を。
チャーミングで、シンプルで、深いです。
もうすぐ17歳になる娘よ。
まだまだ道は遠いと思うけど、がんばって。
上手にママのご機嫌をとるあなたなら、きっとできると思うから。。。
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