ほめ直ししました
私が勤務するクラスの隣のクラスは支援級です。
そこの廊下の壁に、支援級の6年生二人が作った修学旅行の壁新聞が貼ってありました。とっても素敵だったので、「すっごいよかったよ!」と伝えました。そしてそのまま、職員室へと向かったのですが・・・
なんか違和感。。。
「すっごいよかった」それ、私が伝えたかったこと?私、あの壁新聞に、すっごい感動したんだよ。。。
誤解を恐れずにお伝えすると、支援が必要な子と言っても一人一人違いますが、このような特徴があるお子さんたちもいます。
・思ったことを言語化するところにハードルがある。
・自分で言葉にできたことを、書き言葉に変換するのに考えすぎてしまう。
・漢字で書きたいのに、漢字がわからなくて止まってしまう。
・書くこと自体、時間がかかる。
なので、壁新聞というものを作り上げるのに、大人のサポートを受けながら、文句を言いつつもなんとか時間内に仕上げてくる子の何倍も時間をかけるわけです。一生懸命書いたことが、一文字一文字から伝わってくるのです。その出来栄えに、本当に頑張ったことがわかるから、感動したのです。
「よかった」という褒め方をしたことにモヤったので、休み時間から戻るときに、隣の教室の廊下にいた二人それぞれに、一人ずつ伝え直しました。「すっごいがんばったね!すっごいがんばったの、わかるよ。伝わったよ。修学旅行が楽しかったのも、伝わってきたよ。いいものができたね。」まだまだ伝えたりない気もするけど、できあがったものをただ「よかった」と伝えるより、子どもたちが輝くと思わない?そんな気が勝手にしています。
あ、蛇足ですが、先生にももちろんほめホメです!最初から最後まで、ずっと寄り添ってサポートして、作り上げた。その感動を、誰かとシェアしたいじゃないですか!あの子たち、すっごい頑張ったね!って、教室に顔を突っ込んで、先生にもお伝えしました^^あたたかい循環が起こるといいなぁ。