外国語学習って本来ストレス

今英語を改めて学びながら、衝撃が走りました。

 
外国語学習って、本来ストレスなもの!!

これが、すでに1985年の時点で、Affective Filterという仮説として提唱されています。外国語学習における「不安」などのネガティブ感情は外国語を学ぶことを難しくするという仮説です。さらに、この仮説に基づいて、外国語を学ぶ学習者にはもともと不安があること、特に話すということには強い抵抗があること、を前提として、そのためには・・・という研究が長い間なされているんです。

先週、うちのクラスの子どもたち、ALTの先生に怒られていました。
「ちゃんと、声、出しなさい!」
 
小学5年生たち、思春期に入ってきているから、イヤだろうな、と思います。何でこんな授業なんだろう・・・。そう思いながら、嫌な気持ちで聞いていました。

日本語なら普通にできる会話を、自分がうまく扱えない言語で拙い感じで話さなきゃいけない。「あなたは日本の中でどこに行きたいですか」「大阪です」「なぜそこに行きたいのですか?」「USJに行きたいです」っていう会話を、人前でしなければならない。不安だし、自信ないし、日本語ならもっと話せるんだから、わざわざ英語でやる意味がわからない。みんなと一緒に読むのもやる意味わからないけど、多くの友人の前で話さなきゃいけないっていうのは、さらに拷問ですよね。

私がこう考えることに、ちゃんと裏付けがあったことに、安心と、そして怒りを感じています。英語学習において、口に出すというのは、とても重要です。だから、いかに安心な環境で、行うかが大切。と改めて感じています。

私は、なんとか英語ギライになる子を食い止めたいと、現場を見てきました。ですがこの数日で、考え方が変わってきました。学校でやるのではなく、外で学べる子どもを増やせばいい。科学的にいいと根拠のある方法で学べる機会を、増やしていきたいと思っています。私は、フォニックスから積み上げていくレッスンと、絵本を音読するグループを主宰しています。こちらの活動を、今まで以上にがんばっていくことにします!

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