見出し画像

自転車ならギリメンテナンスできる

昨年末、自転車に乗るのが憂鬱だった。

前輪のタイヤのチューブをロードバイクのに変えてもらった時に、空気孔の形状が特殊(ママチャリと違うという意味で)で馴染みのないものになってしまってからどうにもひとりではうまくいかなくなっていた。
更にどこが軋むのかキシキシ、バタバタ音がして漕ぐのに力が要って仕方なかった。
寒さもあり、自転車では手首、首筋から冷えて辛かったので乗らない日が増えていったのだ。

しかし、そこはお正月の時間のゆとりのある時。ここで一つこの問題と向き合う気持ちになってきた。
空気入れの方法については予備知識を入れていた。空気孔には米式、英式、仏式という3種があり、そのうちのどれかだということ。多分ポピュラーな英式ではないか?
とにかく調べてどのノズルを使うか要領を頭に入れてから作業に及ぶように。 と。誰からとは言わないでおこう。生活上のことを指導してくれるいつもの人からだ。

ガレージの重いシャッターを開け、2種の空気入れを取り出す。おや、スマホを家の中に置いてきた。
そこで律儀に調べないのが私のいい加減なところ。(先に言っておくけれど大事には至らなかった)

合いそうな形のものをネジを緩めて差し込み、少し空気が漏れるが入れてみた。タイヤには少し空気が入ったような気がする。
先の尖った管を差し込んだ時にシューっと空気が抜けた時には焦ったな!
後輪、前輪程よくいい感じに思えて空気入れの部は終了とした。
あとは油差しだ。オイルらしいものが棚にあったのでチェーンのあたり、中央の要あたりに差す。

具合を確認するために5メートルほど乗ってみる。まだギシギシ音が残る。そうか!ペダルの付け根をスムーズにさせよう

適当にいじりプチ達成感でその日は終わる。
翌日、指導者が立ち寄ったので難しい方のノズルの固定器具の操作が至らなかったことを教わり更に空気を入れてもらった。

もう完璧だねぇ。
さっき乗ったらタイヤの空気はもとより、油もいい具合になじんで音もほぼおさまっていた。

これくらいのメンテナンスなら私にもできそうだ。壁紙や床の拔けそうなのは手に負えないが。プチ
と付く手入れは手がけていく気持ちよさも知った。

人が当たり前にできることも私は避けてしてこなかったな。
ばあやが居る家庭でもなかったのに。先に宣言しておくが、大作の縫い物はいたしませんから。

いいなと思ったら応援しよう!