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ネタは雑多なところから仕入れているんだ
友人がfacebookに雄大なヒマラヤ杉に出会ったことを書いていて、その木にできる松ぼっくりの先のところの”シダーローズ”にも触れていた。
おお、あれか! 杉のイメージとはおよそ違う丸いローズ型のおしゃれなやつかと、コメントで「この前TVでやってたよ」と書き込んだ。(表示されている写真はずいぶん尖っていて、先だけではずれている状態ではありませんが、もっとまあるい感じなんです)
何チャンネルか、何時くらいの番組だったかは忘れたけれど、おばたのお兄ちゃんがただ、松ぼっくりを拾いに拾って売りに出す という企画。鱗片がきれいなもの、とても大きいものなどなど、癒し系のおばたのお兄ちゃんのキャラクターと共に、展開が気になり楽しんで見ていた。きっとこういう悪意のない番組は好きなんだろうな。
そうしたら、つけたコメントに対して友人が、どんなTVだったか気になるーと返してくれていた。山とか自然とかの教養的な番組を想定しているだろうな とぼんやり思いつつ、おばたのお兄ちゃんが、タダの物を売る番組で・・・ と返事した。 そうしたら案の定、「想像していた番組と違った!色んなところから情報を仕入れられるね」との真面目かつ共感的返答。そう、彼女はそういう素敵な性格なんです。
知りたい情報を番組録画して見るのが苦手で、録画という作業ができるのか試すあたりからがもう億劫で私の行動範囲に入っていない。情報社会の脱落者かと思う。 チェックしている番組やオンラインサロンから学ぶこともあるけれど、予定を手帳に書き込んで待ち構えるのはごくわずか。そういう行動習性がついていないのはビジネスの世界で研鑽を積んでこなかった人生の結果ともいえる。
そんなことをつらつらと思いながら、その分目にするものすべてからきっかけをもらって生きているタイプなんだと自覚する。新聞(紙の新聞まで取っているという希少種)から、街で見たものから、聞こえてきた会話から、違う世代の人との会話から、と。ああ、ありがたい外界の刺激たち! しかし、知らないことに出会うとすぐさまスマホで検索する娘の行動ほど機敏ではないな。 次の問題はそこか!興味がもてなさそうなものは ふーん と一旦取り込むだけ。きっとすぐに忘れるであろう。興味の出たものだけ調べるタイプか?
私の雑学的ネタはどこからどこまでの範囲なんだろう。広いかもしれないけれどあいまいが大半のような気がする。突き詰めるところは突き詰め、楽しい話題提供にいそしみたいと思うばかりである。