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ビリギャルってすごい

私には中学3年の娘がいる。
高校受験真っ只中だけど、中学入ってからずーーーーっと
言っても言っても言っても言っても勉強のやる気スイッチが見つからないまま中3の7月に。
スポーツもわりと得意で活発だけど、漫画とアニメに夢中の中学時代を過ごしてきた。
それはそれで楽しそうで良いのだけどね。

とはいえ彼女は受験生。
さてどうしたもんかなー、とさすがに私もそろそろスイッチ入れて欲しいなと焦り始めていた。
いや、完全に焦ってはいた。中2くらいから。
私は学歴主義ではないし(私だって専門学校卒だし)、娘さんが行きたいと思う道に進んでくれればいいと思っているし、それは娘さんにもに伝えている。
でも、勉強をするとしないとでは選択肢の量が違う。
ここに行きたいのか、ここしか行けないのかでは全く違う。
勉強しようねって言ってる理由はここ。

先日、突然高校受験の現実に気付いたのか
「不安でたまらない。ママがずっと言ってくれてたのに聞かなくて後悔してる」って泣き出した。
北辰テスト(埼玉特有の試験。結果次第で私立の推薦が取れる。)が思ったほど解けなかったのか、内申を見てこれはやべーと思ったのか。
お、今がやる気スイッチのチャンス!と「ビリギャルって知ってる?」と切り出し、映画を観せた。

藁にも縋る思いの娘さん、素直に観てくれた。
2時間後、観終わってipad片手に号泣しながら私の部屋に来て、
「ビリギャルやばい。私もがんばる」と言い、ゲーム機とipadを私に預け、スマホからゲームのアプリを削除。
それから見違えるように頑張ってる。
塾の自習室なんて行かなかったのに、夏期講習の前後に自習室で勉強してる。夜ご飯にお弁当まで持って。

ビリギャル、さやかちゃん、坪田先生ってワードを出すと目が輝くので、もはや合言葉。
坪田先生の著書「人間は9タイプ」の診断をしてもらったら、なんと娘はさやかちゃんと同じ「楽天家」タイプと判明。
厳密に言うと「献身的な楽天家」
おぉ、なんか憎めないキャラ。いろいろ当たってる。
それにしても、90問の質問によく文句言わずに回答してくれたなー
これもやっぱりビリギャル効果。

「娘さん娘さん、さやかちゃんと同じタイプだったよ!」と伝えると
これまた目がキラキラ。
「やばいじゃん、慶應行けちゃうかもよ。可能性しかないじゃん。」と言ったらまんざらでもなさそう。
楽天家でかわいい。
行きたいなら慶應行けるって私も本気で思ってるしね。
今はそれよりも高校受験。

「ギャルではないからビリオタ(ク)だね」って言ったら「ビリじゃないし!」って怒られたw

ビリギャルは映画もそうだし、坪田先生やさやかちゃんの著書、Youtubeにもメンタルコーチの講義で学んだことが散りばめられていていろんな意味で感動している。

私は娘さんにとっての坪田先生になるんだ。
スイッチが入ればやるし、やればできる子って知ってたしね。
ここからの改心劇が楽しみで仕方ない。

私も来週SBT1級コーチの資格試験。
わくわく楽しんで挑みます!


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