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①怒りの種類を知る。

怒りには2種類があります。

①二次感情としての怒り
②安全と尊厳を守る本来の怒り

よく言われるのが、怒りは感情の蓋である、二次的な感情である、と。

そしてこの二次的な怒りは、さっさと手放しましょう、と
いろんな教えで言われているものです。

確かにこれは自分にも他人にも、発露させるととても関係が拗れたり
ダメージがあるものです。

ですが、健全にこれも身体の外に出してあげないと
どんどん生命力を奪われていってしまいます。

怒りそのものを抑え込んでいるだけでも疲れて、生命力が削られます。
その下にある、悲しみ、絶望、無価値感も
放って置かれるとこれもまたエネルギーを消耗します。

そしてこの感情の下に、愛や希望があります。

怒りという蓋を取り、その下のネガティブな感情を癒したら
さらに奥にある愛や希望からエネルギーを汲み上げられます。

安全と尊厳を守る本来の怒りは、
その発露は瞬間的で、相手が目の前にいる時にだけ発露するものです。

自分の安全と尊厳を脅かすものに対して、きっぱりとNOを伝えて押し返す。
それが怒りの本来の役割です。

なので一旦押し返せたら、それで役目も終わり。

怒るのは良くない、ダメなこと、と禁止していたり、
反対に怒り中毒でも、この本来の怒りは使えません。

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