手作りアイスクリーム
先日、牛乳とゼラチンで作るホイップクリーム、と言うものを試してみた。
最初の数回は、ふわふわホイップと言うよりはフルーチェ状で、クリームとは呼べないような状態だった。
それはそれで美味しくすくって食べた。
何度目かにようやく成功し、ふわふわホイップ、と言えるものが成功した。
シフォンケーキに乗せて食べた。
大満足である。
人に話したら
「生クリーム使うか、冷凍のホイップクリームを使えば早いのに!」と冗談めかして言われた。
相手ももちろん本気ではなく、そんなことは承知の上で作る楽しみを体験したい、と言う私の意図も分かっている。
そういえば、子供の頃に母に同じようなことを私が言ったかもしれないな、と思った。
母は看護師として夜勤もしながら働いていたが、ちょくちょく手作りのおやつをあれこれと作っていた。
なぜだかサーターアンダギーとアイスクリームが多かった。
他にも作っていたと思うが、思い出せない。
アイスクリームを手作りするとなると、数時間おきにハンドミキサーで攪拌しなくてはいけない。
台所でハンドミキサーを使うと、電圧の関係でテレビの画面が乱れるし、何より音がうるさくてテレビが見られない。
出来上がったら喜んで食べるくせに、出来上がるまでは「テレビが見えない!」「そんなならアイス買って来ればいいじゃん!」とかなんとか、
言ったような記憶があるようなないような・・・。
子どもの言うことなんてそんなもんだとは思うが、大人になって思い出すとちょっと申し訳ない気持ちも出てくる。
今年の夏は、私がアイスクリームを作ってみようかな。
いや、面倒になってやらないかなー。
ま、夏に乞うご期待。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?