②反射の影響による、怒りやすさについても知っておくと楽になる
感情や思考を通さない”反射”の影響
反射の統合ワークを受けた後、
それまでは子供に毎日必ず怒っていたけど、怒らなくなった。という感想をくれた人がいます。
子供に怒ってしまうのは、反射が残ってる故に不快に感じる五感からの刺激とそのストレス、
そのストレスで活性化したモロー反射の衝動性が大きな要因だったのです。
反射が残っていると、日常の刺激が不快に感じてストレスになりやすい
胎児の反射である固める反射や、モロー反射、
そのほかの首、口、手などの原始反射が残存していると、
日常生活でストレスを感じやすく、自己肯定感も下がりやすくなります。
そしてモロー反射の影響で、感情が昂りやすくなる面があります。
これらが組み合わさって、反射の影響による怒りやすさにつながります。
固める反射やモロー反射が残っていると、そもそも常に身体に緊張があり、
それがストレスにつながりやすくなります。
低体温や便秘もあったりと、基本的に身体の居心地が良くないです。
そして、様々な刺激をストレスと感じやすくなります。
人に触られるのが苦手、不快、
OKと感じる触られ方が少ない、
いろんな音を不快に感じやすい、
服のタグが気になる、
ブラジャーが着けてられない、などなど。
ひとつひとつは些細でも、積み重なると実は結構なストレスです。
うっかりミス、「気をつけます」が実行されない、二面性も反射の影響かも
首の反射の影響で、首を動かすと記憶が飛ぶ、というものがあります。
仕事でのうっかりミス、物忘れがちっとも減らない。
実はこれも自己肯定感をすごく下げます。
自分でも意識しているし、ひとつひとつは簡単なことなので
それが実行できないのはストレスです。
モロー反射の影響で、うっかりミスが多い、色々雑に見える、
向き合えない、傷つきやすい、感情が昂りやすい、などがあります。
普段はミスをする、ぐらいに出ていたモロー反射の影響も
大きなトラブルやミスなどでストレスが高まり、反射が活性化すると
乱暴、攻撃的、視野が狭い、言い訳、人のせいといった
よりネガティブな方向に影響が強く出ます。
”反射”なので、意思も思考も通さない反応です。
落ち着いて反射の活性化も鎮まると、
自分のしたことがすごく恥ずかしくなったり、猛省したり
もう絶対そんなことはするまい、と誓います。
でも反射だから、また繰り返す。
不可解で、ものすごい二面性があるように見えます。
そういうものに、反射の”統合”はとても有効なことがあります。
”統合”なので、その二つの要素を含んで超えて行きます。
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