popIn株式会社を退職いたしました。

本日11月末をもって、popIn株式会社を退職致しました。
4年7ヶ月、驚くほどの速さで過ぎ去った日々でした。
特に今年は広告の健全化をどうしても実現させたく、様々シーンでたくさんの勇気を振り絞り、腹を決めて、自分の身の丈に合わない挑戦の毎日でした。

ご支援くださった全ての皆さまに心から御礼申し上げます。

支えてくださった全ての皆様にお会いして御礼をお伝えしたかったのですが、退職を決めたことが11月だったこともあり、御挨拶に伺う機会も少なく不義理をお許しください。

正しく頑張るとはどういうことか
身の丈に合わない挑戦をしていると、どうしても身体にガタが来てしまい、実際に夏時期に身体が全く動かなくなり、学童へ送っていかれない、お弁当を作れない、何から手をつけていいか分からない。そんな状態に陥り、会社へSlackを投げると、すぐに「休んで!」と言ってくれる仲間のおかげで、数日で回復ができました。
これは、不幸自慢でも、頑張った自慢でもなく、社会の中で言われている社会課題を体験し、働き方やケアワークの在り方、正しく頑張るのことの意味やそれぞれの家庭環境を理解することの重要性も痛感しました。


これからのpopInは親会社との連携とディープラーニングをより強化して参ります。
深センのスピードは本当に早いです。
全てにおいてパワーとスピードを感じます。

今回、広告の健全化に向けて、社内のメンバーはたくさんの思いを抱えながら一緒に働いてくれました。
その中でわたしにできることなんて、本当にほんの少ししかなく、みんなそれぞれの特技や才能があって、尊敬すべき仲間でした。
本当に大変な時期を一緒に過ごしてくれて、みんなが意見を述べてくれて、どうしたら良くなるか。を朝から晩まで考えてくれたみんなに頭が上がりません。心から感謝をしています。


ここで退職をするのは志半ばなのか。

今回の退職にあたり「志半ばじゃないですか?」と聞かれたことが数回ありました。
でも、多分どんな道でも志半ばで人生を終えていくんだろうなぁと思います。
ただ、今年わたしがしようと腹を決めた挑戦の中で「自分ができる範囲」というものが必ずあります。諦めでも、逃げでもなく、ほんとうに「自分ができる範囲」があるのです。
ただ、今年その「自分ができる範囲」は本当に心から精一杯やりきったので、色々なものごとが決まった流れで退職をすることは自然な流れでした。


自分ができる範囲。を精一杯やってみる。
仲間に助けてもらう、仲間は社内だけじゃなく、社外にもたくさんいてくれる。
そんな感謝の気持ちに溢れ、驚くほど本当に濃い1年を過ごして来れました。
一歩足を踏み出してみると、自分が想像している以上に助けてくださる方がいらっしゃいます。もちろん、ご迷惑をおかけしてしまっていることも重々承知しており、お詫びをしたい方も、お詫びが足らないくらいだと思うこともたくさんあります。
ただ、しっかりビジョンを持って、目指したい方向に精一杯向き合い、それは周囲からの監視や強要ではなく、どのように良くしていくか、という議論がもっともっと必要だなと感じることも多いです。
これは広告に限らず、世の中全ての問題に共通することなのではと感じます。大事なことはちゃんと話していった方がいい、そのための信頼関係をどのように社内で築いていくのか、実践として学べたことはとても大きな財産となりました。


今後のことはまだ決めておらず、目の前のことに向き合うことで精一杯でした。
少し振り返りの時間をつくりながら、今後自分に出来ることはなんだろう。
と改めて考えてみたいと思います。

応援してくださったすべての皆様、本当に本当にありがとうございます。
心から御礼申し上げます。


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