<両輪>
私には小5の長男と小2の次男、2人の息子がいる。
以前は、長男は考えていることが分からなくて接しづらくて、次男とは感覚が合って接しやすいと感じていた。
長男はとても敏感にそれを感じ取っていて、「お母さんは、◯◯(次男)のことが1番好きなんでしょ」と良く言っていた。
それぞれに大切だと思っているのに、同じように接することができない自分は、ダメな母なんだと自分を責めてきた。
でも、最近になって、長男と次男、それぞれに私に与えてくれるものが違うのだなということに気がついた。
長男にはASD特性があることが分かり、長男との関わり方を探る過程で、自分にもかなりのASD特性があることに気がついた。
そうすることで、今まで生きづらさを感じていた自分を許せるようになってきた。
一方、次男はひょうきんな表情で笑わせてくれたり、お手伝いを率先してやってくれたり、日々の暮らしの中で、小さな心の潤いを与えてくれる。
必要なタイミングで、大きくて大切な気づきを与えてくれる長男と、日々の暮らしの中で潤を与えてくれる次男。
2つの両輪が揃って、私を支えてくれているのだなと感じられるようになった。
とはいえ、日々の些細なことで怒ったり喧嘩をしたりは絶えないけれど^^;
それでも、2人の存在が自分の人生にとって必要不可欠だなという思いを忘れないように居たい。