個人で働くために「大量行動」は本当に必要?
「フリーランスになるなら、最初は大量行動が必要!」
「SNSは毎日更新!」
「ブログは100記事以上書かないと成果は出ない!」
こんな言葉、一度は聞いたことあるんじゃないでしょうか。
行動量が多ければ、それに伴い成果がついてくることは事実だと思います。
でも、本当にそれがすべての人に必要なんでしょうか?
5歳と1歳の子どもを育てながら、オンライン秘書として在宅ワークをしているわたしの見解をお伝えしたいと思います。
▼この記事はこちらの配信をベースにしたものです。
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「大量行動」は絶対?
SNSのフォロワーが何万人、月収が何百万円…。
個人で働く人の発信を見ていると、そういった大きな数字をよく目にします。
その結果、「個人で働く=大きな数字を目指すべき=初期はとにかく大量行動」という図式が私たちの中に無意識のうちに形作られているように感じます。
ですが、わたしが在宅フリーランスを目指し始めたのは、第一子の長男が1歳の頃。
初めての育児に必死で、自分のために使える時間、大量に行動するための時間的な余裕はありませんでした。
わたしが優先したこと
わたしが当時ぼんやりと掲げていた理想は「子どもが小学生になる頃くらいに、在宅で、無理なく自分のペースで働ける環境を作れていたらいいな」というもの。
まずは「どんなことならわたしでも個人で仕事にするということが可能なのか?」それを模索するところから始めました。
無理をすると長続きしないし、睡眠を削ればイライラしやすくなる、という自分の傾向がわかっていたので、次のようなこと優先しました。
このような場合、大量行動を前提とした動き方は必ずしもベストな選択とは限りません。
大量行動するには他の何かを犠牲にする必要が出てくるからです。
大量行動ではなく"小さな行動の積み重ね"
じゃあ、どうすればいいのか?
わたしの答えは「自分の大事にしたいことは犠牲にせず、小さな行動を積み重ねること」でした。
こうすることで、家事や育児の時間を犠牲にすることなく、すこしずつ自分の可能性と選択肢が広がっていきました。
試行錯誤の結果、オンライン秘書に
当初は、InstagramなどのSNSでバリバリ発信している方々への憧れから、同じような道を目指そうとしていました。
でも、実際にやってみると、それはわたしには合わなかった。
楽しいと感じる部分もあったけど、どうにも続けられなかったんです…。
その後、オンラインコミュニティで出会った方とのご縁からオンライン秘書として活動を始め、今は5歳と1歳の子どもを育てながら、自分のペースで仕事ができています。
さらに今年は自分のサービスの提供も始めることもできました。
焦らずに進んだから、納得感のある選択ができた
周りを見ると、すでに大きな成果を出している人がたくさんいます。
それ見て焦りを感じるのは自然なことです。
わたし自身、「やりたいことが見つからない」「周りに置いていかれている」という不安を抱えていた時期が長くありました。
でも、振り返ってみると、悩んだり試行錯誤した時期があったからこそ今の働き方に出会えたし、納得してこの働き方ができていると感じます。
大量行動をすれば結果も早く出るのは事実。
でもそれが環境的に無理な人、どうしても自分の納得感を大事にしたい人には、時間はかかるけど別の選択肢もある、ということをお伝えしたいです。
あなたらしい働き方を見つけるために
この記事では「わたしのように家事や育児の時間を犠牲にしないことが正解」とお伝えしたいのではありません。
大切なのは、自分の生活や価値観に合った働き方を選ぶことです。
それに必要なのは派手な数字を追い求めたり、大量行動をして早く結果を出すことだけではありません。
(もちろん、大量行動が合う人・できる人はそのやり方を選ぶのがいいです。わたしにはできなかったので尊敬しかないです…!)
今、お子さんが小さくて大量行動が難しい状況にあるのなら、このような考え方をしてみてはいかがでしょうか。
表立った成功事例としては取り上げられにくいかもしれませんが、こういった形でフリーランスになった人はわたしの周りにもたくさんいます。
「なかなか自分を変えられない…」という人も諦めないで、自分に合った方法で前進していきましょう!
読んでくださり、ありがとうございました☺︎
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