フィンランド語の学びの何が難しいのか
フィンランド語って難しい、とよく言われます。なかなか支配できない言語かもしれません。個人的には「難しい」と言うとやる気をなくすので、単に「覚えることがたくさんある」と思っています。
私は教材集めが趣味みたいで、幾種類も手元にあります。最近気に入ったのはドリル形式のもの。文法書もいくつかあります。でも、文法書だけでは不足。
とまどいは「文法用語」がそれぞれ異なったりすることにもあります。だって主語述語目的語以外の文法用語も覚えないといけないから。せめてフィンランド語でも書いてほしい、とずっと前から思っています。その文法用語の由来もあると、わかりやすくなります。(由来が、理由が、あるんです)
一番困るのは、教材の単語の意味が、辞書でみつからない事です。単語の意味がわからないとそこで渋滞してしまいます。フィンランド語・英語ならみつかるんでしょうか?
最近の教材には、文章問題でも答えもちゃんと含まれるものもあります。ロシア語版や英語版もあるかもしれません。でも聞き取り問題の答えはありません。
少し勉強が進んできたら、原語同士の辞書がよい、とむかーし聞いたことがあります。今のフィンランド語の辞書って全部オンラインになっているようです。紙派の私は、そろそろアンティックの辞書を買おうかと思っています。(個人的なオンライン化はずっと遅れています)
オンライン辞書は便利ですが、目が疲れるのです。また、いまだに、左から右への眼の動きが泳いじゃったりもします。日本語を読むときには、絵のように意味をとらえているのかもしれません。だから、口に出して読めなかったりします。
ムツカシイ、ということは勉強しにくいことでもある。ならばわかりやすい教材を、辞書を!と、つい思ったりします。日本語辞書は結構あるかもしれません。
わからない名詞同士があるときの探し方を教えてくれたのはフィンランド人です。単語をそのまま検索し、写真を見る事。ケーキの名前とか、自然に関するものはそれが役に立ちます。日本語変換には、また別の作業が必要になります。フィンランド語のウイキペディアにたどりついたら、そこから日本語や英語版へ飛ぶと言う作業もできます。
理解する、覚えるのと、訳す作業は別もの。原語で理解するのがいつか理想になってくることでしょう。訳をみつけても、日本語文化で使われるその単語が、別の文化での使われ方に、どうも移行しない時があるような気がします。
さて理解する、覚える・・・のあとは使う・・・なんだけど、まあここが一番努力がいるところなんだろうなあ。( ;∀;)
とにもかくにも、「フィンランド語むつかしい」というのは、学のも大変だけど、「フィンランドを教えるのも難しい」と言う意味なのではないかと思うこの頃です。って、他責にする??
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