【蠍座新月(11/1) ~安定した土台をもとに大きく打って出る~】
11月1日は蠍座の新月です。
蠍座の太陽と月は4ハウスにあり、8・9ハウスの魚座土星とトラインとなっています。
心理的な土台に対して、人との関わりやそれまでの学びの蓄積によってもたらされる安定感がそれを保証する形です。
今まで培ってきた人との信頼関係が裏打ちとなったり、
学び続けて知識や智慧を蓄積してきたことがベースとなり、
安定的に物事を進めていくことができるでしょう。
またこの新月図で重要な点として、
アセンダントを中心に、6角形の一か所欠けた配置が形成され、
ソフトアスペクトの複合配置により、運気が良い形で巡っていくこともわかるでしょう。
特にアセンダント、ディセンダントに乗る火星―冥王星の組み合わせが特筆的で、
強い意思をもって打ち出していったことが良い形で回っていくことも暗示されます。
しかしただ単に打ち出してみるだけではなく、ぎりぎりまで振り絞り、
全力でアウトプットしていくことが求められるでしょう。
そうして発していったことが様々な方面に影響が広がり、
思いもよらなかった素晴らしい流れに行きつくことも可能です。
しかし、ただ単に頑張ってみたらよい結果を得られるというより、
その土台に、太陽と月が示す、関係性や学びからくる心理的な土台が存在していることも大きいでしょう。
(アセンダントは蟹座でルーラーは月、また蠍座のルーラーは冥王星と火星)
それまでに培った信頼や周りの人たちとの絆があったり、
安心できる環境やつながりがあることもプラスに働くはずです。
さらに地道に学んできたことを発揮して安定的に物事を進めていくということもあるでしょう。
また4ハウスにおける土台は、家庭でしっかり休息をとることとも関連して、
しっかりと休んで充電し、チャージした気力と体力をもとに
大きく打って出るという流れにもなるのです。
この時期は、しっかり食べたり睡眠を取ったり、そして周りの人たちとの関係を温めていきながら、
自分のやりたいことや勝負をかけたいことに全力で取り組んでいくことをおすすめします。
土台がしっかりしているからこそ高く飛べるということでもあるので、
心身のことを気遣いながら、意欲的に動いていきましょう。
さてこの時期のおすすめアロマは、
蠍座のサンダルウッド、
アセンダント付近の火星にまつわるパインです。
サンダルウッドは心を保護し、内面が安定するよう導いてくれます。
またパインは集中力を高め、必要なタイミングに力強く動いていけるよう後押ししてくれるでしょう。
何かと忙しい時期になると思いますが、心身を充実させながら、万全の体制で力を発揮していってください。