不安がある時は思考の癖が出来やすい、強化されやすい #わたしのcotree習慣 vol.3
前回カウンセリングを受けてから3ヶ月以上も経ってしまった。
遅くとも1ヶ月に1回くらいのペースでは受けたいな、と思っていたのだけど。
なんでこんなに時間が空いてしまったのかについては、同じような症状や感覚に陥った人に「あなただけじゃないですよ」と少しは安心材料になったりするかな…と思うので、ちょっと記しておこうと思う。
#わたしのcotree習慣 に関する過去noteはこちらのマガジンにまとめてあります。
冬季うつ & 気持ちに余裕がないと心が開けない
結果から言うと、11月頃から「冬季うつ」の症状が出ていて、なんだかやる気が起きなかったり怠かったりする日々が続いていたのだ。(あくまでも軽い症状です)
急に寒さが厳しくなってきて、季節の変わり目に身体が対応できていない感じで、それに引っ張られてメンタルも落ち込みがちに。
不安定な自分を持て余し、不安を解消したくて親しい友人と話したり会ったりしたい反面、うまくコミュニケーションを取る自信がなくて、自分の殻に閉じこもりがちな日々が続いた。(コロナ禍という事でなかなか気軽に人と会えない状況が続いているしね)
私自身が「あ、冬季うつの症状かも」と自覚したのは初めてのことで、割と秋冬は調子いいことが多い人生だったので、ちょっとびっくりもした。
こういう状況になって、「やっぱり心身ともに体調が安定している時に信頼できるカウンセラーさんを見つけておくべきなんだな」と痛感したりもした。
そして、私はcotreeで2回オンラインカウンセリングを受けたのだが、3回目は違うカウンセラーさんにお願いしたいと思っていたのだ。
1回目2回目のカウンセラーさんが嫌だったわけではないが、もっと自分と相性のいいカウンセラーさんがいるかもしれないので試してみたいという気持ちがあったので。
でもメンタルが落ちて元気がない時って、新しいものにチャレンジする気力が湧かないのですよ…(そういうことないですか?)
それに加えて、私は気持ちに余裕がないと初対面の人に心を開けないタイプなので、ダブルパンチで新しいカウンセラーさんにカウンセリングをお願いするのが億劫になってしまっていたのだ。
そういうことってありませんか?
年が明けて、快晴の日が続き、寒さにも慣れ、ようやく気持ちが上向きになってきた頃、「あ、今ならカウンセリング受けれるかも」と思えたので、友人にお勧めされていたカウンセラーさんの予約をするに至った。
カウンセリングを受ける前の準備について
平日の午前。
仕事に余裕がある時は私にとってベストな時間帯に予約ができた。
1回目2回目のカウンセリングから得られた気づきや反省点を活かしたくて、「事前アンケート」では、相談内容をしっかり書いた。45分という限られた時間の中で満足できるように、話したいことが明確である場合は事前情報は多めに渡しておいた方がいいと思う。
また、「カウンセリングへの期待について」の項目では、「話を聞いて欲しい」ではなく「たくさん質問して欲しい」を選んだ。「鋭いツッコミや質問を交えつつ、話を深掘ってくれること」を期待した。
1回目2回目のカウンセリングでは、なんとなく雰囲気で「話を聞いて欲しい」を選び、カウンセラーさんはそれに忠実に応えてくれた。でもその後、「私は話を聞いて欲しかったのではなく、深掘って欲しかったのだな、カウンセラーさん視点の質問を受けて気づきを得たかったのだな」と気づいたからだ。
もちろん事前に何も決めずに何も考えずにカウンセリングを受けても問題なし。
自分なりにどうすれば心地よくカウンセリングの時間を過ごせるか、どうしたいのか、どうして欲しいのか、考えて臨むのがいいかな、と思う。
不安がある時は思考の癖が出来やすい、強化されやすい
カウンセリングが始まると、まず先生は私が過去にうつ病を患っていたことに触れ、その回復過程や生活環境を整える努力をした話を聞いてくださった。私なりの振り返りや考察や解釈を丁寧に受け止め肯定してくださった。
私の相談したことは前回前々回とほぼ同様で、こんな感じ。
・困った時や調子を崩した時にいつでも相談できるカウンセラーさんを探していること。
・人間不信気味になっているので人を信じられるようになりたいこと。人と関わっていきたいのに、関わりたくない怖いという気持ちも同時にあること。人に頼れるようになりたいこと。
2つ目については1回のカウンセリングでどうこう出来るものではないと自覚している。
今回先生は私が過去に人間不信に陥った原因やエピソードを丁寧に聞いてくださって、1回目2回目の時もそうだったんだけど、私は泣いてしまった。泣くつもりは毛頭ないんだけど、この話を誰かにする時は毎回泣いてしまう。
もう過去のことだし、自分なりに何度も振り返って分析して消化している事象なので決着済みと思っているのだが、掘り返すとその度に傷を抉るような行為になってしまうのか、無意識レベルでやっぱり傷が癒えていないのか、勝手に涙が溢れて止まらなくなってしまう。
いい大人が泣くなんて先生にご迷惑をかけてしまうなあ、恥ずかしい、って思っちゃうんだけど、私自身は涙を流すことはデトックスを促す行為の一つだと思っていて、定期的に必要な行為だと思っている。
だから溜めずに泣ける環境があることは大事だな、と。
同じ先生にカウンセリングを受けている友人も泣いてしまうことがあるらしく、「でも悪い涙じゃない」と言っていて深く頷いてしまった。
私の話を踏まえて、先生は「不安がある時は思考の癖が出来やすい、強化されやすい」というお話をしてくださって、私も人間関係に不安があってずっと悪いスパイラルにはまっている状態なのは、歪んだ思考の癖がどんどん強化されていて抜け出せなくなっているのかな、と気づきを得た。
また、「インナーチャイルド」のお話もしてくださり、このエピソードが根本原因ではなく、幼少期からの親子関係(特に母親)も深堀することで何かわかることがあるかもしれないとアドバイスをいただき、次回以降その点を深堀りする約束をして45分のカウンセリングが終了した。
(先生とお話ししていると、すごく素直にスムーズに自己開示が出来るので次回以降も先生にお願いしたいな、と思っているので、私のカウンセラージプシーの旅は3回目で終了しそうです!嬉しい!相性の良い先生が見つかるまでもっと時間がかかるかも思っていたので。)
書くカウンセリングも試してみたい
私は喋るのは好きだがあまり上手ではないと自認していて、理由は自分の考えを瞬時に的確な言葉にして発することが人よりも苦手だからだ。
その代わり、会話が終わった後、ひとりになって「ひとり反省会」を漏れなく開催する癖がある。帰りの電車の中とか、散歩途中とか、湯船に浸かっている時とか。
その時に、相手の言わんとしていたことの意味を考えたり、自分の回答はあれがベストだったのだろうか?いや、もっと良い回答があったはず…!などとあらゆる可能性を検証したりする。そして相手に「あの後考えたんだけど…」と自分の考えをメールしたりすることもある。
このように、時間をかけて熟考するのが自分の思考を深めるスタイルなので、実はオンラインカウンセリングよりも書くカウンセリングの方が自分に向いているのではないかと思っているのだ。
文字に残せるやりとりから、あとで何度も反芻できるのは「ひとり反省会」好きにはたまらなくありがたいし(会話は録音しない限り溢れていってしまうので)、なるべくベストな言葉や表現で相手に自分お考えを伝えたいので。
これからはオンラインカウンセリングと書くカウンセリングを併用していこうかな、と思ったりしている。
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