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「ありがとう、素敵」論争
子供が年中になり、年少の時との違いとしては、年中さんというのは、運動体力面や、言葉の選び方などに違いが発生してくる年なのかなと感じながら過ごしている。
その中で、やはり親となって一度は経験するだろう子供同士のかかわりについて、我が家の最近の話を書いてみようと思う。
お友達の中には、上に兄弟がいる子や、(おそらく)大人とのかかわりなどから、我が家の第一子の子とは違い、言葉選びが鋭いものになる子がいる。
嫌なことがあると、言葉が乱雑になり、手が出てしまったりすることがあるようだ。
例えば、急に「くそじじい」などと言ってきたりするようだ。
または、中指立てて「◯ねの合図」とか、なかなか驚くようなことを言われたりもしているようで。
もしくは、睨むような、ひきつった顔を仕向けてくる子もいるらしい。
そういう話を、我が子は逐一教えてくれる。
そこで、やっぱりさぁ、何か言われたとしても怖い言葉で返すのって嫌じゃない?
引っ張るよ、とか、踏むよ、とか、叩くよとか。(ぶっ飛ばすとかもね)
という話をして、口から出る言葉って大事でさ、その言葉って自分の頭の中でいっぱいになるんだってよ〜
とか言ってみる。
例えば「ばカ」とか言ったとしたら、その人の頭の中「ばカ」でいっぱいになって、どんどん体の中のハートが黒くなるんだって、あなたたちのハートはピンクとか赤のキラキラでしょ〜
とか言ってもみる。
そして、例えばあなたたちがママに「ばカ」って言っても、ママ「ありがと!」しか言わないよ?だって「ありがと!」って言われたら、なんでありがとうなんだよ?意味わからないって思わない?そしたら何も言われなくなるかもね。
と言ってみたとこから始まった
「ありがとう、素敵!」のやりとり
何か言われたら、「ありがとう、素敵!」って言ってみたら?と話した後から、我が家の兄弟での喧嘩や言い争いが始まったら、お互いに怒りながら「ありがとう、素敵💢!」が冬休みの間に定着してきた。
怒りながら感謝を伝える人たち笑
我ながら最高にいいなって思うのですが、いかがでしょうか。
その後3学期が始まり、やはりくそじじい争いが起こったようで、
友:くそじじい
—ありがとう、素敵!
友:くそばばあ
—ありがとう、素敵!
友: ...
となったようである。
これって、相手、諦めたんだろうなと私は理解したのですが。
この一件とは別の日に、息子のこめかみ辺りに切り傷をつくっているのを見つけたことがあり、結果的に、くそじじい争いをした子が騒いでいて、その時についた引っ掻き傷だろうと説明を受け。
うーん、とは思ったものの、傷が残らずに治ったらいいな、先生には誰からされたって言えなかったようだけど、私にはすぐに教えてくれたことも嬉しかったし、まぁ今後なければいいかと思っている。
その日に、息子に、息子の好きな人誰?と尋ねると、(くそじじい争いをした)◯◯くんと、(担任の)◯◯先生!と言ってくれた息子。
いやはや〜。
あんた優しかね〜、ガジってされても色々言われても好きなんやね〜と言って、なんだか色々と気にしてるのは親の方なのかも?と思わせられた出来事であった。
ちなみに。
私自身は、少し前に嫌なことがあった時に、めちゃくちゃ腹が立ってそのまま帰宅して、子供とかかわりながら、あ、ありがとう素敵!ができていないのは自分ではないか..!と思わされ、反省をしたのであった。