髄液が漏れている箇所の特定

2024年9月3日
造影剤を流しながらのMRI検査をしました。首と腰の2箇所を
特殊な撮り方で撮影です。
およそ45分程かかりました。
造影剤を使った検査は腎臓に負担がかかるためか
その日の午後は怠くなり、横になって過ごしました。
幸いその日のうちに回復しました。

翌日の9月4日
検査結果の日です。
わたしの髄液の漏れている箇所を特定することができました。
この日は夫と一緒に来ていました。
診察室に呼ばれ、先生は画像を見ながら丁寧に説明してくださいました。
漏れている箇所は2箇所。
一つは頚椎5番目からの漏れがハッキリと確認できるということ。
二つ目は腰椎4番目、ここはもやっとしたハッキリしない画像ですが
おそらく漏れているだろうとのこと。
ですが痛みは漏れている箇所とピッタリ当てはまっています。
この2箇所にブラッドパッチをすることに決まりました。
篠永先生の手でやっていただけることに、心底安心しました。
(先生は何とも言えない安心感のオーラがあります)
漏れている量はそこまで多くはないけれど、面白いことにこの疾患は
髄液漏れの量が痛みや全身の倦怠感と必ずしも比例しないということです。
わたしは漏れの量は少ないけれども、症状は強く出ていました。
この頃一日のうちの半分は寝たきり、一日に飲む鎮痛剤は4〜5回程。
不安感も強く出ていたため、精神科を受診しパキシルやデパスという
安定剤も服用していました。
そしてこの日、わたしの入院の日が決定しました。
後日、変更になりますが10月の後半に一週間の入院となります。

9月に入ってから、わたしは不眠に悩まされていました。
その相談をしたところ、デエビゴという睡眠薬を処方されました。
髄液を増やすには睡眠は欠かせません。
眠れないと髄液が増えないのです。
わたしはこの日から寝る前にデエビゴ5mgを飲むようにしました。
けれどもこの薬がわたしにはとても合わず、首の痛みと腰の痛み、気持ち悪さや
倦怠感などあらゆる体調不良が進んでしまいました。
(この薬が合う方も多くいらっしゃると思いますが、お薬は本当に個人差がありますね)
このことに気づいたのは10日程飲み続けた後です。
すぐに先生に相談し、以前使ったことのあるマイスリーという睡眠導入剤に切り替えてもらいました。
ですが、これをきっかけにわたしの症状はどんどん悪くなり、
今まで使っていた鎮痛剤も何錠飲んでもなかなか効かなくなっていました。
9月に入ってからどんどん悪くなるわたしの体調・・・
どうしちゃったのだろう。。。
不安の波に飲み込まれる日々。
朝起きると始まる痛みの毎日。
首から腰にかけて、焼けるような強い痛み。
枕を握りしめ耐える日々。
入院の日まで、わたしの体は持つだろうか。
ほとんど寝たきり、食事もほとんど摂れない。
次回はその話を書こうと思います。

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