基本的な体質とさくらの妊娠まで

今日はわたしの基本的な体質や妊娠までの簡単な経歴について書きます。
小さな頃は風邪ひとつひかない元気な子どもでした。
外で遊ぶことが大好き。
リレーではいつもアンカーだったし
ダブルダッチや一輪車、水泳なんかも得意で大好きでした。
学生時代は吹奏楽部に入り、トランペットを練習していました。

思春期に入り、10代後半や20代前半はダイエットに明け暮れ、
生理が止まった時期もあります。
身長164センチ 体重は43キロまで落ちたことがあります。
とにかく見た目ばかりを着飾り、心を育てることはしてきませんでした。

28歳の時に大学の同級生と結婚しました。
結婚はしたけれど、子どもを欲しいとは一ミリも思ったことはありません。
ダイエットを続けていたので、生理不順というのもあり、
わたしの体では到底子どもを授かるなんて無理だろうとも思っていました。
夫も特に子どもが欲しいという考えはなく、二人気ままに生活していました。
ところが、です。
わたしが34歳になった瞬間、急に子どもを産みたいと強く思い始めました。
(今思えば、それは生物的な本能だったように思う)
(それとも、さくらやももこに呼ばれたのかな^^)
自分でも自分の変化にビックリしました。驚きました。
夫に話すと、特にこだわりもないので、『そうだね〜』の一言で終わりです。
思い立つと行動の早いわたしは、それからすぐ女医さんのいる産婦人科を検索し
予約をとりました。
自分の体を検査してもらおうと決めたのです。
わたしの体でも子どもを望めるのか知りたかったのです。

わたしはいつも自分の見た目ばかりに興味があり、自分自身の体を
大切にしてきませんでした。無理ばかりさせてきました。
そして仕事をしながらやりたいことに没頭していました。
それまでのわたしは本当に自分のことばかり。
他人のことなんでどうでもいい。
ワガママで傲慢で強気で偉そうで、人の事を見た目で判断し
自分にとって都合の良さそうな人を探すことが得意、
自分にとって不都合な人を遠ざけるのも得意。
嫌なことは全部他人に押し付け、心配するフリ、手伝う気持ちがあるのよと
抜け抜けと言ってのける。そんな気持ち一ミリもないのに。
とにかく見た目では思いやりのある優しい人を演じている。
鬼と鼠男を足して2で割ったような人間とでもいうのでしょうか。
中身なんてどうだっていい。
だって見えないもの。
でも今なら分かる。
透けて見えている、見えていないと勘違いしていた当時の自分が本当に恥ずかしい。
わたしは傲慢で我儘で思いやりのない、心の中が下衆な人間でした。
それでも子どもを持ちたいという思いが湧き始めてから
産婦人科に通い、幸運にもすぐ子どもに恵まれました。
わたしは不思議な感覚と他人事のような感覚で
なんの覚悟もないまま妊婦生活を送ります。


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