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東京、夜、口説けるウイスキーBar

「今日こそは口説くんだ」「口説かせるんだ」そんな覚悟を決めた男と女が毎晩ひしめく、東京の夜。

今夜は、そんな夜をお供するバーを紹介します。
(20代をかけて東京のバーでスコッチ飲みまくってきた私プレゼンツ)

でもね、これはウイスキーも楽しみながら、お相手とも楽しい時間を過ごしたい方向けです。「俺の夜に甘いカクテルは要らねえ」という方向けです。本気で口説きに専念したい方は、東京カレンダーでも参考にしてくださいね!

松虎(恵比寿)

ここで口説けなかったら終わり。今晩男と女が合わさるための空間。薄暗い店内に間接照明が仄かに灯り、中央にある囲炉裏を囲う形でカウンター席が配置されている。
はじめに籠から選んだ野菜や干物を囲炉裏で炙って出してくれるのも面白い。アスパラと明太子は是非に食べてほしい。
BGMのない静かな空間、二人だけの時間を楽しめます。

Bar Trench(恵比寿)

恵比寿駅から少し歩いた路地裏に佇むバー。アブサンという薬草酒が有名なお店だけど、ウイスキーも楽しむことができる。クラシカルな書斎をイメージした内装が素敵。周囲に良い飲食店が多いので、一軒目からスマートに流れるのにちょうど良い立地。

TWO ROOMS (表参道)

レストランやワインのイメージも強いTWO ROOMS。でも2軒目のバー使いにもオススメなんです。青山近辺は程よいバーが少ないしね。
ウイスキーの種類としてはそこまで多くないけど、ジョニーウォーカーのブルーラベルを飲みながら口説いてくる男性、最高にイカしてますよ。

パークハイアット New York BAR (新宿)

20代前半の女子を口説きたいなら、とりあえず標高の高い所へ。高層ホテルの夜景バーはあまり好きじゃないけど(酒好きにとっては生温くベタついたあの空気が苦手)、パークハイアットは格別。圧倒的な夜景にロックグラスが映える。あえてジャパニーズをチョイスしたい。
静寂だと緊張するという人は、素敵な生演奏音楽も楽しみながら飲んでみてはいかが?

アンダーズ東京 ルーフトップ バー (虎ノ門)

標高の高い系バーの中ではアンダーズも好き。虎ノ門ヒルズの立地の微妙さと、入り口から52階まで若干迷いやすいのでハードルはやや高め。しかし店内は天井の高い開放感溢れる造りで、気を張らずに落ち着ける空間。
シーバスリーガルの品揃えが良いので初心者の飲み比べにも◎
ウイスキーベースの珍しいオリジナルカクテルなんかも出してくれるので、ロックやストレート以外にもカクテルで味の変化を楽しむのも良いかも。

524 (三軒茶屋)

「三茶で口説かねーよ」って感じかもしれないけどすみません。要らないと思ったんですけど書かせてください。三茶。
実は酒飲みの艦として3年ほど三茶に住んでいたんだけど、この隠れ家すぎるバーがオススメ。23才の私が初めて一人ウイスキーデビューした店。
カウンター数席のほか、店内にお座敷席がある。一見オーセンティックバーの空気を出しておきながら奥にお座敷って、ええ?エロくない???
三茶のこんなところで靴脱いでウイスキー飲んでいたら、それだけで幸せの絶頂って感じなんですよね。そんなところで横に異性がいたら好きになるんですよね。これが人間の摂理なんですよね。
ちなみにマスターに「524って小西さんなんですか?」って聞いたら「違います」と言われた。由来は謎。

まとめ

今回紹介したお店は、ウイスキーだけでなくカクテル含め色々なお酒を出してくれるバーです。一緒に行くお相手がウイスキー飲めなくても問題なし。そして、男性だけでなく、ウイスキー好きの女性にも戦場としてお使いいただきたいのです。

「で、そういうあんたはここいらの店で口説かれたんか?」という質問については、あれ???そういえば口説かれてないね!!バーに行くといつも目を血走しらせてガチンコでボトル選びながらハイランドとスペイサイドの違いについて語り始めるので、口説かれません。口説かれても聞いていません。

そろそろ新宿の自宅から引越そうと思っておりまして、バーを練り歩く人生は卒業かもしれません。
若さと引き換えに殿方から飲ませていただいた(白状)大量のスコッチと記憶を資産に、これからは自分の手の届く範囲で楽しもうと思います。

最近Twitterに忙しくて更新サボってるウイスキー用インスタ垢👉


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