【特別企画】仕事をする上で大切な「自己理解」とは?
アーキ・ジャパンでは、社員それぞれ自身の『自己理解』にこだわり、社員教育では、自己理解の大切さを学ぶことにフォーカスしています。
今回はそんな「自己理解」をテーマに記事を発信します!
仕事をしていく上で『自己理解』を深めることは、自分自身の不安感を取り除き、より自信を持って仕事に取り組めるようになったり、一緒にはたらく人達と互いに理解が深まってコミュニケーションが活発になったりするなどのメリットがあります。そのため、アーキ・ジャパンでは社員ひとりひとりが『自己理解』に到達できるようサポートする目的で、研修制度をはじめとする様々な施策の整備に取り組んでいます。
みんな自分に“自信”がない???
アーキ・ジャパンでは「入社した人が継続して働けるように、しっかり定着させること」が大事だと考えます。ですが、残念ながら中には早期離職を決断する方もいらっしゃいます。
それはなぜなのでしょうか?早期に離職した人の理由を調べたところ「建設業に関する専門知識がない」「建設業界での経験が浅くてついていけない」という理由よりも、日々勤務する中で自分の内心に芽生えた、働くことへの不安・自信のなさといった悩みが原因であることがわかりました。
では、若い世代の「自信のなさ」という悩みは一体どこから来るのでしょう?それは「自分は〇〇ができる、◇◇という良さがある」という、自分自身が持つ『強み』に気づいていないこと、またその『強み』を仕事の中でどうしたら活用できるかを知らないからではないでしょうか。
そうだとすればなおさら「自分は一体どんな人間なんだろう?」と、自分自身で「まだ気づいてない自分を知る」、自己理解するためのトレーニングが必要になってくると思います。
自信をつけるための「自己理解」ってどういうこと?
自分がその場にいる時に「どのように人と接したり、行動すればよいのか」をある程度わかっていて自然に振舞うことができる人だったら、恐らくは「自分に自信がある/ない」ということで悩まないと思います。また、仕事をする際に「自分はこの仕事のこんな部分が得意だ」とか、「自分は今やっている仕事を、ある程度自分でうまく回せている」などと思うことができるならば、恐らく自然に「この仕事、面白いな」と、考えられることでしょう。
逆に、この仕事について「自分は、どんなところが得意でどんなところが不得意なのか」を心の中できちんと整理・納得できてない状態で、目先の仕事に振り回される毎日が続くと「この仕事ダメだ、本当に苦手だな。やっぱり自分に向いてないな」というように、ネガティブ思考に陥ってしまいがちです。
だからこそ、自分が安心して仕事を続けていく上で大事になってくるのは「自信」と「自己理解」この2つだと思います。
「自信」はその文字通り、自分を信じて「ありのままの自分」を受け入れること。「ありのままの自分」を受け入れられれば、そのまま自分の「自信」へとつながります。そして「自己理解」とは「ありのままの自分」を知ることなのです。
「自己理解」は、例えば「自分は何が得意・不得意か?」「何が好きで何が苦手・嫌いと思うか?」「どんな所が強く、逆にこういう点が弱いか?」などの質問と答えを繰り返しながら、自分を掘り下げていきます。それによって「自分の存在がどういったものなのか?」少しずつ自らわかるようになっていくのです。
だからこそアーキ・ジャパンでは、新入社員の方々が仕事を長く続けていただくためにも、「自分に自信があること」を最も大切だと考え「自分をより理解し、自信をもって欲しい」と願っています。そのため、「自信」を身に付けるための「自己理解」要素を多く取り入れた研修(3週間)を行った上で現場に配属する方針をとっています。
自分に「向いている仕事」って何?
誰もが「才能や他人よりも得意なこと・秀でたこと」を生まれつき持っています。もともと持っている才能を用いることによって、難しいことをいとも簡単にこなせたこともあるはず。でも簡単だったがゆえに、その時の記憶はおぼろげでよく覚えてない場合も多いのではないでしょうか。また、自分が持って生まれなかった才能を、後から学んで身に付けようとするのは、かなり辛いと感じる場合が多かったのではないでしょうか。
もしも「自分が当たり前にやってきたことは、実は才能があるからこそできることで、他の人にはなかなかできないことなのかも知れない」と気づくことができたなら、それはそのまま自分自身の「長所」となり、「得意な分野」となるはず。その点を自分で意識して仕事ができるようになってくると、楽しいと感じながら取り組めるのではないかと思います。
また「自分には、この仕事が向いていない」という考えがよぎった時には、次の点を考えてみてください。「向いていない」と考えてしまうことは、いわば「自分に向いているように、仕事へ取り組めていない」ということ。単に「向いていない」からという理由だけで「これムリ、これダメ、これできない」と簡単に切り捨てていくと、自分自身の可能性をどんどん狭める結果になってしまいます。
だから「この仕事には自分の“こんなポイント”がマッチしている」「この仕事には自分の“よい所”をこんなふうに活かすことができる」などと考えていくようにしましょう。それができるようになれば、職種や業種を問わずどんな仕事でもやっていくことができるようになります。そして、自分自身この先も引き続き「自己理解」をより深めていけば、自分の可能性がどんどん大きくなり、選択肢も増えていくことでしょう。
求職者の方へ~入社後に目指してほしいこと
自分のキャリアを積み重ねていくためには、「自分の強みや、得意だと考えられること」を自分なりに活用し、何か1つのことを最後までやり遂げてみることが大切です。
近年、「タイパ(=Time Performance)」志向が強いせいか、仕事の中でほんの些細なきっかけや理由から違和感を覚えたり就労意欲が下がったりしてくると「無駄な時間を過ごしたくない」と、リセットするようにきっぱりと辞める人が増えている傾向にあります。
しかし、自分が仕事を通じて体験したことに無駄なことは一つもありません。たとえそれが、失敗したりうまくいかなかったことだったとしても、その一つ一つの中には「気づき・教訓・学ぶこと」が隠されています。そして、それらがあなたの記憶・経験・知見として身体の中に残り、次へと活かすべき大切な「力」になっていきます。
逆に、簡単に諦めてリセットしてしまうことは、そこで得意な事を見出したり、使う機会を逃し、自分に合うことをずっと見つけられないままになってしまいます。だからこそ、失敗やできないこと、うまくいかないことをあえて乗り越え、最後までやり遂げて欲しいと願います。それができた時にきっと、あなたの中で「できる」という、大きな「自信」になるはず。
自分に合う所を転々とさまよいつつ、行き当たりばったりに探すよりもむしろ、今いる場所で自分の得意なポイントを見つけていく方が、結局「タイパ」的にも効率がいいのです。そして、そのことがまさに「自己理解」する、ということでもあると思います。
更には、自分の「自己理解」ができるようになってくると、コミュニケーションをとり他の人が持つ「よいところ」が自然にみえてくるようになります。そうやってお互いに「よいところ」を尊重し合えるようになると、非常に良い人間関係を築くことができるようになり、自分が「そこにいてもいい」と、居心地のよい場所をつくる助けにもなってくるのです。
アーキ・ジャパンでは未経験から建設業へ一歩を踏み出す方をサポートしております。独自の研修プログラムやサポート制度をご用意しておりますので、共にキャリアアップを目指しましょう!
talentbookにて弊社で働く社員のインタビュー記事を公開しております。
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