見出し画像

Photo Story|無気-むき-/Muki

PENTAX KF F16 1/100s 18㎜ Sizuoka Simada
クリック(タップ)して拡大すると画質が上がります

「無気-むき-」

無機質でできた電波塔。

そこに気力は無く
ただ電気が流れては電波を送っている。

その無機質さに
自身の無気力な状態を当てはめて

ただただ
下からそれを見上げていた。


Photo Story

虚無期間二日目。

いや実質二日目にして
その状態から脱することができたのだが。。。

とにかく昨日も
一日中もぬけの殻だった。

気力が枯渇している状態。

つまり元気がないということ。

その状態の中にいると
不思議と写真はカラーでは無くて
モノクロにしてしまいたくなる。

これはある意味今までにない表現だったので、良い機会。

元気がなかった理由としては、自分自身を信じきれなくなっていたから。

自分のやってること全てに対して、中途半端だとか、意味がないとか、まさにそんなことを抱いてしまっていた。

とにかく没頭が足りていない状態。

晩御飯前に家を飛び出していた。

もちろんパートナーに晩御飯とその他諸々の家事をお願いして、きちんと行ってきますを言ってから。

・・・

行き先は近くにあるショッピングモール。

なぜここかというと、ほんとなんと無くで、それ以外のきっかけはない。

それに着いてからというものの、特に行くアテはない。

ホームセンターに行ったり、
服コーナーをぶらぶらしてみたり、
やりもしないゲーセンに立ち寄ったり、
何も考えずにとにかく歩き進める。

そうすると、
不思議と頭の中が空っぽになり始めていく。

そしたら自分は何が得意で、
何だったらできるんだろうかという問いかけが始まる。

そこからあれよあれよと
アイデアがどんどん下りてくる。

もう何年も行っていなかったマクドに行き
コーヒーだけ頼んで席に着くと
スマホを開いてとにかくメモを始める。

周りにいた中高生の集団が騒いでいようと
もはやアイデアや閃きをメモするのに夢中。

この夢中になってる時間こそが
気力が満たされていっている瞬間。

やっぱり何かに夢中になることって
本来大事なんだよなぁって改めて思った。

その時って
インスピレーションも働くから
どんどん情報が降りてくるし、

やる気みたいなものもどんどん湧き上がってくる。

元気という言葉は元々の気と書くように、
気力が戻ることを指すと言った解釈がある。

でもほんとその通りだなぁって。

また一つ大切なことを学べた気がする。

ほんと気力がない状態ってしんどいけど、
でも僕にとっては必要な時間だったんだなぁと。

全ては最善。
この言葉に尽きる。


ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。

2024年1月10日


デジタル写真販売

写真を販売中。

各種リンク先一覧
今後活動の幅を広げていきます!

璃色World*AkiᵕirO*〜倖せ繋ぎ〜(ブログ)

僕とパートナーのakiが見る世界を記事にしています。

Sudume* by aki
パートナーのnoteページです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?