北欧最古の大学があるウプサラとは~街、大学、寮、授業について~
今回は、僕が留学をしているウプサラ大学について、大学や寮、街や授業の紹介をしていきたいと思います!
世界屈指の学生街 ウプサラ
ウプサラは、ストックホルムから約70km北に位置する、スウェーデンの中で4番目に大きい街です。電車では、大体45分ほど。世界屈指の学生街として知られています。町の中には、大学に関連する施設や寮などがたくさんあります。それだけでなく、13世紀から建設が始まった大聖堂や歴史ある庭園、IKEAなど様々なものがあります。
北欧最古の大学
ウプサラ大学は、1477年に設立された北欧最古の大学として知られています。歴史のある大学であることから、Nationに代表される特色ある学生文化も地域に根付いています。QS World University Rankings 2024では、世界の中で105位に位置しています。
留学生は世界各国から約50,000人、大学全体の12%程を占めています。実際にウプサラに来て感じることとしては、ある特定の国・地域からだけではなく、世界各地から留学生が来ているように感じます。
キャンパスは、学部学科ごとに分かれていて、例えば経済・ビジネス系であればEkonomikum、環境系であればGeocentrum、といったように区分されています。
寮
ウプサラ大学の寮は、大学自体ではなく、提携している会社によって提供されています。
その中でも最も多くの学生が住むのが、Flogstaと呼ばれる寮です。(僕もここに住んでいます。)バスルームは一部屋に一つ付いていて、12人でキッチンと共有スペースをシェアして生活しています。洗濯機は、buildingによって有無が分かれるので、もし洗濯機がないbuildingに住んでいる場合は、毎回他のbuildingへ移動しなければなりません。19時から22時や週末は混むので、早朝に行ったり、授業が集中する昼の時間帯に行ったりして混雑を避けます。ランプや机、ベッドなどは元から置いてありますが、ルーターや棚などは部屋によってあったりなかったり。必要なものがあれば、IKEAに行ったり、Flogsta Buy and SellというWhatsAppのグループで買ったりします。Flogsta独自の伝統として残っているのが、フログスタスクリームというもの。22時になると、学生が同時に自分の部屋から叫びます。初めは驚きますが、慣れてみると「あ、今10時か。」と気づくこともできて案外便利です。(笑)ほかにも、Flogstaでは不定期にFlogsta Partyがあったりと、特有の文化があります。
寮の生活についてですが、Corridor(12人一つのフロアをコリドーと呼びます)によって様々な気がします。僕が住むコリドーでは、定期的にCorridor gathering をやったり基本仲良くしていますが、友達のコリドーでは挨拶さえしない、ということもあるそうです。ただ、違うコリドーに行くことも全然できるので、何とかはなると個人的には思います。
Kantorsgatanという他の寮には行ったことがあるのですが、そのほかの寮についてはあまり話を聞いたことがないのでわかりません。。。
授業
授業ですが、日本のように前期に8個の授業をとる、といった形式ではなく、Termごとに授業を選ぶスタイルとなります。詳しい説明は省くのですが、基本一つのコースを短期集中で学び、それが終わったら次のコースの移る、という形で、一週間に4、5コマしかありません。一つの授業は2~3時間と長いものの、自主学習を重んじる風潮が強く、自分で勉強をする時間が多いです。授業のスタイルも学部・コースによって様々で、友達がとっていたGeologyのクラスではデンマークにフィールドワークに行ったり、他のクラスでは毎週ゲストスピーカーが来たりと、多種多様です。授業は、学部によって取れたり取れなかったりするので、注意が必要です。
また、授業によってrequirementが異なります。僕の場合は2年生の夏から留学をしたのですが、必要単位数が足りないことが多々ありました。ただ、日本に比べて柔軟に対応をしてくれるので、メールを送ってみたりコンタクトをとることで許可してもらえることもあります。
ウプサラ大学の基本的な紹介は以上となります!次はNationについての紹介をしていきます~ では!
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