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中国茶とワインを楽しむ1dayセミナー

教えているワインスクールの2020年秋冬学期が始まって1ヶ月余り。オリジナルコースの「中国茶とワインを楽しむ1dayセミナー」を先日無事終えることができた。春夏学期のセミナーがコロナの影響で延期、結局は中止になってしまったので1年ぶりの開講となり嬉しかった。

講義の内容は中国茶とワインそれぞれの基本的な知識と3種類ずつのテイスティング。前回まではお茶のテイスティングにもワイングラスを使用したのだが、今回は中国茶専用の茶杯を用意した。中国茶を味わうのに温度は極めて重要。グラスだとどうしても冷えてしまう。その点磁器で作られた小さな茶杯は保温性に優れている。中国茶の茶杯は香りを楽しむための聞香杯と味わうための品銘杯の2つがセットになっている。今回のクラスのために買い足した茶杯は、聞香杯が品銘杯に収納できるデザインで使いやすい。

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2時間のクラスは前半がそれぞれの製法による違いや産地。持つ成分の機能などの講義。後半がテイスティングだ。中国茶は緑茶、烏龍茶、紅茶から1つずつ。ワインはシャンパン、白ワインのブルゴーニュ・プイィフュッセ、赤ワインはギリシャ・ネメアのフルボディタイプだ。

中国茶とワインは共通点が多い。同じ原料なのに産地や製法により違いが出る。原料からは想像がつかないフレーバーが生まれる。実際今回の烏龍茶と白ワインは共に白桃のフレーバーが感じられた。食事の味を引き立てる飲み物というのも共通点だろう。ワインのマリアージュは言われて久しいが、これからは中国茶と食事の組み合わせが知られるようになるだろう。

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久しぶりということと初の青山校での開催ということで準備に思ったより時間がかかり、クラス中の写真を撮るのやワインのボトルを紹介するのをすっかり忘れてしまっていた。受講生の方が撮影してくれたのを送っていただいたので掲載できた。感謝。紺色のマスクと手が印を結んでいるように見えるせいで忍者みたいに見えるのが我ながら可笑しい。

1/16(土)開講予定の3回クラスでは、さらに深く中国茶を知っていただくのと、キモは受講生の皆さんにも実際に中国茶器を使って淹れる体験をしていただきます。どうぞ下記のリンクからご覧ください。https://www.adv.gr.jp/curricula/detail/12369

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