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恒例のGW信州ツーリング

バイクに乗るようになってから、毎年GW前後に信州ツーリングに行きます。

GWの時期って北アルプスにはまだ冠雪が残っているんです。
ちょうどこの頃、安曇野の広大な水田に田植え用の水が引かれます。
あたり一面の水田に北アルプスの姿が映り、朝夕はそれはスバラシイ風景になるんですよ。
北アルプスの残雪と田植えが重なるこのタイミングでしか見れません。

こんな風景が一面に広がります

もっと美しい画像はこちら
https://ganref.jp/m/ssez3106/portfolios/photo_detail/3324684


ついでに信州の主な峠はGW寸前まで冬季通行止めなので、行ってもバイクで走れません。
なのでGW前後は、前述の風景と合わせて一石二鳥のタイミングなんです。

ぼくはかつて安曇野に10年ほど住んでいたことがあって、毎年見ていますがちょっとした迫力ですよ。

大抵は2泊3日(3泊する年もある)で松本を中心としたエリアから足を伸ばしてお気に入りの場所へ行きます。
今年は2泊で行くつもり。

宿泊地は松本市一択ですね。
松本以外にはそもそもまともなホテルがありません。
松本城下は一大観光地で、クオリティの高いホテルは数ヶ月前から埋まります。
いつも年明けには押さえてしまいます。

ロケーション的に松本は便利で、

北 白馬・仁科三湖・鬼無里
西 上高地・乗鞍・飛騨高山
東 聖高原・姨捨・長野
南 諏訪(ビーナスライン・美ヶ原・白樺湖)

と、著名なスポットのど真ん中にあります。連泊の拠点にはぴったり。


飲んだり食べたりも楽しみで、これは知ってるお店に行きます。
以前のエントリーに書きましたが、街の規模的に口コミサイトに信頼性が出るほどの投稿数が集まらないので探しにくいんです。
知ってる人は知っている、アナログ時代の感覚だと思えば近いかも。

私見ですが、松本は鶏と豚がとても美味しい。
焼き鳥系の繁盛店でハズれはないと思って大丈夫。

信州にはけっこう有名なブランド豚の生産地があって、松本の料理屋にも卸されてます。
焼肉系のお店の「焼きとん」はすばらしく美味いです。
逆に、都会によくあるおしゃれ創作料理みたいな感じはあまりオススメしないかも。
あとね、日本酒が美味いですよ。幻舞とか亀齢 とか大信州とか…


風景のハイライトは先ほどの水田群に映る北アルプス、そして嶺方峠から臨む3000㍍の白馬岳ですね。

ここは撮影の名所で、バイク雑誌や自転車雑誌の「旅」の案内号の表紙になるので有名。
いろんな人がネットに上げてるので見たことがあるかも知れません。

拾い物ですみません、こんな感じです
白馬の町中から振り返ると・・・


白馬は街のすぐ後に巨大な山があって、その近さが迫力を生んでる感じです。
残雪があると山が特に立体的に見えるので。
しつこいようですが雪が溶けちゃうとこの景色にはなりません。


バイクのツーリングなので峠も楽しみの一つです。
開通しているとは言え、ビーナスラインや美ヶ原はまだ路肩に雪が残ってます。
かなり寒いので要注意。
5月でも標高2000㍍は侮れなくて、GW頃の美ヶ原は真冬の東京と同じぐらい。
大気温度は標高1000㍍ごとに6℃~7℃下がると言われてます。

ぼくがもっぱら走り回るのは、松本市と長野市の間にある「聖高原」につながる峠。
こちらは標高が低いので気温がぜんぜん違います。

このエリアにはそれこそ死ぬほど峠があります。
風越峠、修那羅峠、四十八曲峠、猿ヶ馬場峠、一本松峠…Etc。

無名ですがぼくが大好きな峠、小さく曲がりくねったご機嫌ルートです。
右に左にバイクを傾けて空いた峠を走る楽しさを覚えた道です。

ビーナスラインは有名なので一度は行くとしても、次からはお気に入りの峠を探すのも悪くないですよ。
峠から峠へコースを繋いで観光地を回るような走り方は、信州がぴったりだと思います。

確かに初夏や晩秋の信州もそれぞれ捨てがたい魅力があります。
新緑が鮮やかなのは山国ならではだし、紅葉もやはりすごいです。

それでもぼくはこのGWの時期を推しますね。
10年住んで、熱中していたロードバイクで山の中を走り回って得た知見から、やっぱり行くならレアなタイミングが重なるGWだなと。

なんだか長野の観光大使みたいな文章になってきました。
それだけこの時期の信州がお気に入りなんだと思って下さい。

余談ですが真夏は長野や松本と言えども日中は余裕で30℃超えますからね。
山に登れば別ですが、しっかり暑いです。
避暑に過大な期待はしない方がよいかと。

そんなわけで今年も信州ツーリング行ってきます。

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今回書いたことに近いトヨタのCM動画を見つけました。


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