がん体験記-9 センチネルリンパ節生検、リンパ節転移なし。フットポンプうるさい件w
3年前の話、振り返って書いてます。
1.手術の間の出来事、リンパ節のこと
右胸乳房温存の手術の時、癌の部分摘出と同時に、センチネルリンパ節生検という、リンパ節の一部を取り出して、転移していないかどうか、手術しながらの検査があります。
本人は、全身麻酔してるので、何が行われているかわかりません。
わたしの結果は、リンパ節への転移はナシでした!
医師が、半々ですね、と言っていたあの件です。
転移があると、リンパ節郭清という、つまり、リンパを取る必要が出てくる。大事なリンパ節。
ひとまず、転移ナシで、胸をなでおろしました。
最近は、この手術の時に、センチネルリンパ節生検をやらない病院も増えているとか。確かに、検査だけとはいえダメージが大きいです。個人差がありますが。
リハビリの先生と話しましたが、やっぱり、生検の時、わきの下の神経を
押したり、切ったりするから、感覚がマヒする部分がある と。
わきの下の毛を自分で剃るときに気をつけてね! と言われました。
確かに、剃るときにw 感覚が弱い部分があります。
マッサージとか自分でやってるけど、戻るか戻らないか、未知数です。
うん、やはりリスクが大きい検査だと個人的には思います。
たぶん、後々これも問題になるやつー です。
それゆえ、やらない病院が増えている、そういうことだと思う。
ワタシの乳癌の大きさは、2.6cm x 3.2cm x1.6cm で、胸の上部に、放射線状に切った跡。切り幅は、10cmくらいかな。
手術時間は、最短3時間以内で終了し、手術跡もきれいで、ひとまず、医師たちには感謝でした。
2.手術が終わって。フットポンプの話w
手術後、個室に移され、からだには、いろんな管がついてる。
乳房の下に、体液などを外に出すための管。
自分でトイレには行けないので、おしっこの管。
食べられないので、水分などの点滴。
あとは、足の裏に、なんていうのアレ、空気圧力をかけ続けるフットポンプ?そのポンプが、ふくらんだり、しぼんだりを繰り返す。音もうるさいの。
手術の日の夜は、ゆっくり眠りたいのに。ふっとポンプがはずれると、ピーピーと音がなり、そのたびに医師やナースたちが、入れ替わり立ち替わりで来るので、全然眠れない! 笑えるくらい、眠るヒマがない!!
やっと眠気がきた と思ったら、フットポンプが外れて、ピーピーピー ってw かんべんして~。
自分で直せないから、ナースが来るのを待つ。眠れない。
あまりに何回も外れるので、ナースがガムテープ持ってきて、貼り付けてた、足裏にw
わたし、フットポンプのために、ナースに何回も来てもらうのが申し訳なくて、
「これはずしちゃってください。わたし、エコノミー症候群とかならないから」 って、言ったんだけど
「ダメです!」 って言われてしまった。当たり前w
もう今考えると、笑える状態。そのときは、少しは眠らせろ~、眠らせてくれ~~~ って思ってた。
痛み止めの薬をもらって、結局、手術後に1錠だけ飲んだ。それだけ。
なるべく薬は入れたくないから。自己治癒力を信じて、ひたすら回復に励みました。
続きます。