がん体験記-10 教授の回診、大名行列のようで笑えた
3年前、振り返って書いてます。
入院中、週に一度、教授さまの回診がありました。
大きな病院あるある。
わたしは、入院したその日が回診の日でした。
教授を筆頭に、大名行列がごとく、ぞろぞろと、下々のものが。
各病室をおとずれる儀式。
ぶっちゃけて、よかとですか。
あれって意味あります?(どっかーーーん)
あれって、教授が自分の地位とプライドと、地位の力を誇示するためだけの
儀式じゃないですか。
言っちゃった(笑)
なんで患者がそんな儀式に付き合わなきゃいけないの?
なんで患者が、そんな教授のプライドを満足させるためのお飾りにならなきゃいけないの?
まったくおかしい風習。悪習ですよ、ホント。
おかしいと思いながら、昔からやってるからやめられないのかな。
わたし、その日に入院して、シャワーとかもしたかったのに、ナースさんが、
「回診の時間は部屋にいてください」 とか
館内放送では、
「教授の回診がはじまります。ベッドにいてください」 とか。
患者からしたら、そんなん、知らんわ ですわ。
本当にアホらしっ!と思いながらも、ドラマ感覚で、教授たちのおままごとに付き合ってやったわよ。
今の医大生とか、心の中でどう思ってるのかな。
おそらく、あなたがたが教授になる時代には、こんな悪習なくなっているでしょう。
患者が主体だからね。教授が中心じゃないよ。
これから入院される方、教授さまの回診が始まったら、
あーーー、これかこれか~~~ って、ひざ打ちながら、心の中でツッコミいれて、回診おままごとにつきあってやってくださいね。
もう少し続きます。
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