#NFTアートの秋 の総括
雪隠アキヒトです。
私はTezosチェーンのNFTマーケットプレイス Hic et nunc でCRYPTO NINJAS (Tezos Ninjasに改名予定)というNFTアートプロジェクトを展開しています。
また、12月からOpenSeaにて Hokkaido Ninja Style という北海道✖️忍者✖️NFTのコラボというコレクティブルNFTプロジェクトを展開予定です。
2021年10〜11月にかけて、Tezos Ninjas で#NFTアートの秋 という企画を行いました!
内容は現代アートにインスピレーションを受けた作品を6つ創作し、さらに魂を込めてスペシャルNFTを4つ創作、作品の購入数に応じてスペシャルNFTを配るというモノでした。
今回は #NFTアートの秋 企画作品それぞれのインスピレーションの源や作品に込めた想いなどを書いていきます。
1.ネオ和室
最初の作品はネオ和室!
この作品は和室を用いたと現代アートからインスピレーションを受けて創作しました。
青いたたみ、群青色の木材、紫の背景が幻想的な雰囲気をつくりだしています。
2.カラフルツリー
2つ目の作品はカラフルツリー!
この作品は、Twitterで全員プレゼントをさせて頂きました。
アートの秋といえば、こういったカラフルな木の作品をよく見かけます。
NFTアートの秋の1つのモニュメントとして、創作しました。
カラフルツリーはネオ和室や後の忍者タウンにも登場してます。
3.ビッグ忍者アート
こちらはビッグ忍者アート!
この作品は、六本木アートナイトで展示されていたミッキーのオブジェからインスピレーションを受けて、つくりました。
大きな忍者のオブジェに、いたるところに忍者の絵を描いていきました。
感性が刺激される作品に出来たのではないかなと思っています。
4.不思議な船
こちらは、不思議な船!
船の上に工場をつくりたいと思いつくってみると、このような不思議なカタチの船が出来上がっていました。
前方には世界中の電波を受信するアンテナがあり、後方には船の地面から生えてきた鋭い木があります。
忍者たちが自分たちの手で作り上げた、という設定です。
5.忍者✖️和傘アート
5つ目の作品は、忍者✖️和傘アート!
こちらは今までとガラッと違う雰囲気のモノになりました。世界的なアーティストの蜷川 実花さんのアートからインスピレーションを受け、奇抜な色合いにこだわりました。
和だけど、洋とも融合しそう。
古くからあるけど、未来にもありそう。
そんな雰囲気に仕上がりました!
6.トライアングル忍者
6作品目はトライアングル忍者!
カラフルな無数の三角形を模様にした忍者の背景に、これまた無数の三角形が飛び散り、
ハート⇨円⇨手裏剣⇨目
の順にカタチを変えます。
こんなアニメーションが昔から作ってみたかったのです。
スペシャル1.忍者タウン
ここからは集めた作品の数におうじて配布したスペシャルNFTです。
スペシャルの1つ目は忍者タウン!
上海にある東方明珠電視塔のようなタワー
大阪にあるような街並み
七重の塔
などをイチからつくりました。
また、月の前を飛ぶ飛行物体は、先ほど登場した不思議な船です。
こういった未来都市も、3Dで創作をするからにはつくってみたかった。
スペシャル2.忍者ロボット
スペシャルとは何か、この頃あたりから深く考えるようになりました。
クオリティはもちろん
・制作時間
・オブジェクトの数
・ホルダーの声を拾えているか
などいくつもの要素が重なり合って、スペシャルな作品が出来上がっていると閃きました。
そして完成したのが、この忍者ロボット。
先程紹介したビッグ忍者アートがTwitter上で「忍者ロボ」と騒がたため、ロボットも作ろうと考えていたのです。
参考にしたのは、ガンダムです。笑
ブロックチェーン界で人気のある目からビームも取り入れています。
スペシャル3.さまざまな和室
スペシャル3作品目はさまざまな和室!
こちらは1作品目のネオ和室が、実は大きな構造物の一部だったというシナリオです。
左右上下にひろがる個性的な和室を表現しました。
左上の和室は、これまた蜷川 実花さんの作品からインスピレーションを受けた、派手な遊郭で3人の忍者がコマ遊びをしています。
右下の和室は、石川五右衛門が精神統一をしています。床の間の掛け軸には「盗永」という文字が。これは、石川五右衛門が死に際に言った名言を2文字で表現しました。
左下の和室は、服部半蔵がさまざまなところから飛び出す忍者カラクリ屋敷。なにげに1番人気です。シンプルで何もない分、半蔵のアクションが彩ります。
そんなさまざまなユニークな和室をたくさんつくってみました。和室って、単純なつくりだけど、その雰囲気や使われ方は多種多様なのです。
そんな日本ならではの和室文化を発信したい、という気持ちも込められた作品になりました。
スペシャル4.アリクイさんコラボ作品
こちらは、前記事 『Hic et nunc とアリクイさん』 で詳しく書いています。
マーケティング戦略
今回の #NFTアートの秋 企画では、主にGiveawy 直後に販売開始をする戦略を取りました。
これはかなり私の中では王道のやり方です。
Giveaway を行えば多くの方に拡散され、その拡散が続いているGiveaway直後に販売をすることで、とても作品が売れやすくなります。
最初の6作品については、この戦略が成功したといえます。
失敗したこと
今回の企画の反省点は、スペシャルNFTの販売価格です。
今回はGiveaway直後に5XTZ(4000円)で販売しました。
これは、スペシャルNFTをもらった方の充実感を上げるための戦略です。
そのためなら成功としても良いですが、価格を強気に設定し過ぎた結果、Giveaway直後の販売でもなかなか売れませんでした。
もう少し低く設定すれば、もっと多くの方に楽しんでもらえたかもしれないと、反省しています。
ただし、こういった企画は最初の段階である程度計画を打ち出しており、途中で価格を変更することが難しいので、最後まで価格は下げませんでした。
嬉しいこと
今回の企画で最も嬉しかったことは、もちろん作品が多くの方の手に渡ったことです。
6作品+スペシャルを全てコンプリートされた方もいらっしゃいます!
本当に感謝しかないです。
創作のモチベーションが1番上がります。
そんな、作品を楽しんでくださる方々のために
先日この #NFTアートの秋 作品で私が所有しているモノをほぼ全てBURN(NFTを削除すること)しました!
NFTは希少性が高いからこその価値があるので、そのためのBURNです。
そんなこんなで
今回は #NFTアートの秋 を作家である私が1番楽しんでいたんじゃないかな、と思います。
ブロックチェーンの世界はやっぱり楽しいし、未知の可能性を感じます!
これからも是非皆さん、仲良くしてくださいね!
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