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雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ

雪ト夏ノ暑サハ、マダ知ラナイ

開いていただき、ありがとうございます。
どうも、あきひさです。

ゴールデンウィークですね。コロナが生活に馴染んできた証拠なのか、去年よりも人出が多いように見えて、とても喜ばしいです。
ちなみに、農家一年生の僕にゴールデンウィークなんてものはありません。毎日忙しく、稲の苗の世話や田んぼの草刈りに奮闘しています。

しかし、今週は酷い雨風に当たりましたね………。
僕の家が少し高台にあるからなのか、突風が吹けば、怖いくらいに窓がガタガタ鳴り、家も少し揺れているように錯覚してしまいました。
それはもう、台風が来たんじゃないのか、というくらいに。

僕の住んでいる場所は、特に風が強く、田んぼの中にハウスを建てようとしても、強風で倒壊する恐れがあることから、基本的に建てられない、農協からも「ここには建てられません」と言わせるほどです。

そんな中、僕の苗達は、ビニールトンネルの中でスクスクと成長しているのですが………
抑えていた支柱が外れたり、ビニールを留めているクリップが外れて飛んでいたりと、まぁ、手間が掛かりましたね………。

逐一見に行っては直して工夫を重ねつつ、苗達の様子を観察しながら、なんとかお世話してきました。
今も苗達は無事、元気に育ってますよ!

これは、種まきして4日目の様子。
小さな芽がポツポツとでてきていますね。可愛いです。小さいので、苗ちゃん、と呼ぶことにしましょう。

そして、今日の様子がコチラ

種まきから9日目。
1枚目の葉っぱが開いてきて、早い子は2枚目の葉っぱを伸ばそうとしていました!
成長が早いですね〜。まだ4cmくらいしか無いですが、これからの成長が楽しみです♪


さて、話は変わりますが、
僕は昨年まで、長野の先生の所で稲作を教わっていまして、稲の苗づくりも、しっかりとしたハウスの中でやっていました。

そして、今回。ハウスを建てずにトンネルでやってみて思ったことは、水やりの回数が、ハウス栽培と比べて少なかったことです。

偶々、雨が続いていたことも要因ではありますが、それでも、昨年までの水やりの大変さと比べると、こちらでは、結構楽させてもらっています。

その理由として挙げられるのは、ハウスの中の土と、田んぼのど真ん中の土の質が大きく違うことが関係しているからなのだと思います。

先程の写真の1枚目で見た、小さな小さな苗ちゃんですが、試しに一本引き抜くと、根っこは大きく下に伸ばしていました。

真下に伸びているのが、稲の根っこです。
この長く伸びた根っこは、水が充分にある場所を探して、葉っぱよりも先にグングンと伸ばしていくのですが、高さ3cmくらい平たい苗箱が確保している水の量はそんなにも多くありません。

水が無くなると枯れてしまう苗ちゃん。
ならば、どこから水を確保するのかと言えば……。

その様子がコチラ

持ち上げている苗箱の下からニョキリと生えている白い線が、苗ちゃんの根っこです。

そう、苗ちゃんは、苗箱の水が足りなくなると、苗箱の下にある水抜け用の穴から床下の水分を補給していたのです!

そして、ハウス内とは違い、土に水分を含みやすい田んぼの土(水持ちをよくするためにドロドロになりやすい)は、雨水をたっぷり溜め込んで、苗ちゃんたちにじんわりと補給させていたのです。

その甲斐あってか、今日初めて本格的な水やりをしただけで、それまでは田んぼに溜め込まれた雨水だけで苗ちゃんたちはスクスクと元気よく育ってきました。

植物の力はスゴい❗️ 改めて、そう思いました。

まだまだ、苗づくりは始まったばかりですが、ここまでスタートが好調なら、この先も順調に育っていきそうで、とても楽しみです。

今回は、ここまで。
来週も苗の様子を皆さんにお届けしていこうと思います。

ちなみに、じゃがいもの方も、順調に育ってきてます。早い物は蕾も付けてました!

稲の苗づくりと並行しつつ、じゃがいもの収穫も楽しみですね。
また後々、投稿しますので、その時は是非、読んでいただけたら嬉しいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
来週も、よろしくお願いします。

以上。あきひさでした。

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