安居昭博

1988年生まれ。京都市在住。Circular Initiatives&Partners株式会社 代表。「サーキュラーエコノミー実践 オランダに探るビジネスモデル(学芸出版社)」著者

安居昭博

1988年生まれ。京都市在住。Circular Initiatives&Partners株式会社 代表。「サーキュラーエコノミー実践 オランダに探るビジネスモデル(学芸出版社)」著者

最近の記事

能登・災害ボランティア備忘録(2024年5月GW) 2次被害を防ぐために

こんにちは。GW期間中に能登へ災害ボランティアに行ってきました。ボランティアに行こうか考えている方の参考になるように振り返りをまとめます。ちなみに僕は2011年の東日本大震災時に長期ボランティアとして、地域清掃活動、炊き出し、物資仕分け、新規ボランティア受け入れ、仮設住宅向け支援活動などを行っていたので、今回はその経験も踏まえた振り返りになっています。 訪問期間 2024年4月29日〜5月5日 活動地域 七尾〜輪島エリア 石川県の馳浩知事は、震災直後の2024年1月時点で

    • (山形・須藤修さん)サーキュラーエコノミーの可能性を探る旅 #001

      「森、道、市場」で知り合った須藤修さんを訪ね、山形へやってきた。実は山形はまだ訪れたことがない県でひそかに気になっていた。日本のサーキュラーエコノミーのヒントも散りばめられている「おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる(学芸出版社)」で取り上げられているデザイナーのうち3人が山形を拠点にしていて、山形はクリエイティヴの仕事をする上で行政面のサポートも手厚いと聞く。先日山形を初訪問した建築関係の友人は「いいものをこっそり持ってる」と表現していた。山に囲まれた地形が阻むか

      • 連載#02 メガバンクによる分解できる建築「サークル(CIRCL)」 (「サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル」抜粋記事)

        *本連載は「サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル」(安居昭博 著 / 学芸出版社 2021年)からの抜粋記事です。 メガバンクによる分解できる建築 「銀行業もビジネスであり、これからはサーキュラーエコノミーに基づいた戦略が欠かせない」。 オランダの三大メガバンク「アイエヌジー(ING)」「ラボバンク(Rabo Bank)」そして「エービーエヌ・アムロ(ABN AMRO)」からはこのような姿勢が感じられ、それぞれ独自のサーキュラーエコノミー政策を掲げて

        • 連載#01 一流シェフが腕をふるう、廃棄食材レストラン 「インストック(Instock)」 (「サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル」抜粋記事)

          *本連載は「サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル」(安居昭博 著 / 学芸出版社 2021年)からの抜粋記事です。 一流シェフが腕をふるう、廃棄食材レストラン 「インストック(Instock)」は2014年にアムステルダムにオープンしたレストランで、美味しく食べられるにもかかわらず賞味期限切れ等の理由で廃棄されてしまう食材を地域のスーパーマーケットやベーカリー、生産者から調達し、調理・提供しているレストランだ。既にハーグとユトレヒトにも進出するほどビ

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