#15経営者は歯が命

こんにちは。

49歳男性、起業して30年の経営者です。自分の失敗談、体験や考えなどを綴っています。

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田舎から半ば飛び出すように家を出るとき、

母は、

大体お決まりの、

「身体だけは大切にね」

ではなく、

「歯だけはどれだけお金がかかっても絶対に大切にね」

と言ったのでした。

両親ともそれほど歯を大切にしていたようには思えませんでしたが、歯科医院にはマメに行こうかな、程度には頭に残りました。

正直母親とはそれ以来三十年程そのことについて触れたことはありません。なぜその時そういったのか。

ただ、振り返ってみると、母に言われたように歯を大切にし、歯と向き合うことは本当に大切なことだと実感しています。

僕はこの三十年間。毎月の歯科医院受診は必須のように通院してきました。
そこで実感しているお話、少しさせていただきたいと思います。

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歯は日々のストレスや姿勢、筋肉の動き、身体の動きに敏感に反応し、それを我々に教えてくれる最高のバロメーターです。

顎の位置、前歯や舌の位置、奥歯の噛み合わせや歯茎の状態。どれもその生活や身体の状況をつぶさに知らせてくれます。歯や、口は健康のバロメーターです。

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少し違う話ですが、僕の経験上、

「前歯のないやつは信用するな」

これは言えることです。
前歯のないまま放置しているやつは信用してはいけません。
相手にどう見られるか、それを意識しない人間とは少なくともビジネスではやっていけない。これは僕の経験で言えることです。

最初の営業部長。

印刷会社の社長からうちの会社に来ましたが、勝手に支店口座を作り、支払いの半分をその口座に入金するやり方で億単位の横領を繰り返していました。

取引先の営業部長。

支払えないと開き直り、最終的に随分と踏み倒されました。

仲のいい会社の営業部長。
前歯がないので、社長に注意したほうがいいと御注進しましたが、結局莫大な損失を出して逃げるようにライバル社に転職していきました。

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ストレスが溜まるとどうしても噛み締めることが多くなります。
奥歯に負担がかかり、歯茎を痛めます。キシリトールが再石灰化する性質があることから歯科医師学会がキシリトールガムを推奨していますが、ガムを噛むことで強く噛む癖がつく危険性については触れていません。

逆に強く噛まない癖をつけると、普段ストレスによって噛み締めたり、歯ぎしりしたりすることが自分でわかるようになります。

あ、歯茎の状態がよくないな、と。
強くかみしめると、歯が前後し正しい位置からズレてしまいます。すると、かみ合わせが悪くなり歯の間にものが挟まり、歯周病の原因になります。歯周病は腸内環境にも影響し、アレルギーや吹き出物、肌にも影響します。

歯の状態を常に意識し、少なくとも月に一度は歯科医院を受診し、歯の状態や歯茎の状態を診てもらう。状態が良くなければきっとストレスや見えないプレッシャーでかみ合わせが悪くなっています。

歯周病は口臭の原因にもなります。残念ながら口の臭い経営者は多くいます^^;

エチケットとしてだけではなく、自身の健康とストレスのバロメーターとして、ぜひ口内環境の改善を目指してみてはいかがでしょうか。

きっと、働き方、考え方を見直すきっかけになるはずですよ(^_-)-☆